コロナ禍によって中止となった「法隆寺金堂壁画と百済観音」展。日曜美術館の特集番組であらためて金堂壁画への憧れがつよくなりました。番組の内容は、「日本人の心のふるさと、法隆寺。金堂には、飛鳥時代の珠玉の仏像とともに、世界に比類のない仏教壁画が
作者の折口信夫は、1887年(明治20年)生まれ。柳田國男の高弟の民俗学者であり、国文学者としても有名です。詩人・歌人でもあり、釈迢空のペンネームで正岡子規の「アララギ」の同人としても活躍しました(後に反アララギに転ず)。物語は、「山越しの阿弥陀像の
緊急事態宣言前夜の昨今、いにしえの燦爛たる文化に思いを馳せるのも一興。往来自粛前に訪ねた、修学院離宮は現在も参観見合せが続いているようです。修学院山荘(離宮)がほぼ完成した寛文年間(1661〜73)には、現在と同じように、町人を含めた団体の見学が行わ