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2021年06月05日19:46

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「ゴールデンカムイ」の桜鍋

明治末期の北海道を舞台に繰り広げられるアイヌの埋蔵金争奪戦を描く作品で、野田サトル作・集英社発行の「ゴールデンカムイ」。

数年前にこの作品を知った私は、2年前のGWに網走〜旭川〜札幌と「ゴールデンカムイゆかりの地を訪ねる旅」をするくらいに夢中になった作品なのですが。
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「明治末期の北海道の歴史とアイヌの文化を紹介する漫画」ということで評価されたのか、北海道という自治体がこの作品をバックアップしているのですよね。
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今回の漫画飯は、この「ゴールデンカムイ」3巻に登場する馬肉のすき焼き・桜鍋を作ります。
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以下、漫画の画像は同作品から引用。

旭川第七師団歩兵第27聯隊に捕えられるも、軍の馬を盗んで何とか逃亡に成功した主人公・杉元。その後合流した仲間たちと馬をどうするか考えた結果、その馬を桜鍋にして食べることにします。
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作中にレシピはありませんが、作中の描写から推測できるのは
・具は馬肉、キャベツ、ゴボウ
・味付けは醤油・酒・砂糖、そして味噌
・肉はそこまで火を通さない
・溶き卵につけて食べる

・・・という感じでしょうか。

さあ、作りましょう。
まずはすき焼き用の馬肉の入手。
ちょっと調べたら、我が家から車で約1時間の場所にある肉屋さん。
その店が馬肉に力を入れているとのことで、その店で入手(馬刺しも様々な部位を扱っていたので、「こりゃあ魅力的な店を見つけたわ」なんて思いました)。
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肉は全然桜色ではありませんね。
これは肉に含まれるグリコーゲンやら何やらが酸化したために黒くなっているとのこと。

調理開始。
ゴボウの下準備。
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これを洗って皮剥いて・・・面倒くさいですよね。
それを解消するのが、金属たわし。
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こいつでゴシゴシと。
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簡単に作業終了。
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そんでゴボウはささがきにして水につけます。

キャベツはざく切り。
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加熱調理開始。
水を切ったゴボウとキャベツを軽く炒め、
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蓋をして野菜の水分で蒸し煮。
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火が通ったところで醤油・酒・砂糖投入。
醤油はいつもの「100%国産の丸大豆と(以下略)」のやつです、はい。
そしてすかさず肉も入れて、味噌もそのあと割とすぐに入れます。

味噌もこれまた上等なもの。
100%国産有機JAS認証の玄米、丸大豆、天日塩と湧水を使用し有機JAS認証の工場で生産された本格味噌です。醸造にこだわり、木樽のなかでじっくり熟成させたものなのだとか。

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味噌は多めに入れて、しっかりとした濃いめの味付けにします。

元々黒かった肉、火を通したらさらに黒くなりました。
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これで完成。
いただきます。
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おお、馬肉と味噌の組み合わせがバッチリ。
濃いめの味付けなのですが、これを溶き卵に絡めると丁度いい濃さになるという絶妙な味付け。
肉も美味しいけど、キャベツとゴボウが本当に美味しかった。
これは「肉料理なのに、野菜をたくさん食べられる料理」でした。

あと余談ですが、後日、肉を馬肉ではなく豚肉を使って同じように調理してみたのですが、なんか物足りない味でした。
やはりこれは馬肉でないといけませんね。

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