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2021年05月15日10:29

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『ジェントルメン』感想

〜「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」のガイ・リッチー監督によるクライムサスペンス。イギリス・ロンドンの暗黒街に、一代で大麻王国を築き上げたマリファナ・キングのミッキーが、総額500億円にも相当するといわれる大麻ビジネスのすべてを売却して引退するという噂が駆け巡った。その噂を耳にした強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ・マフィア、ロシアン・マフィア、下町のチーマーといったワルたちが一気に動き出す。莫大な利権をめぐり、紳士の顔をした彼らによる、裏の裏をかくスリリングな駆け引きが展開する〜<映画.comさんより>

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観たいのに観ることができない状態のマイミク様、申し訳ございません顔(願)
通常なら、観れるのは東京だけ、地方は観れないっていうパターンなのに・・・。

僭越ながら、感想です。
今回はできるだけ内容に触れないようにします。

とにかく最高でしたexclamation ×2ヤバイです。もう面白過ぎでした指でOKわーい(嬉しい顔)

長年のヒューファンの私としては「かつての貴公子ヒュー様にそんな役やらせるぅ?」ってもう、そのギャップに最初はビックリなんですが・・・結果はアッパレ!
東ロンドン(労働者階級エリア)のコックニー訛りのしゃべり方がめちゃハマってて、いや、もう、このオヤジ探偵最高だなって(笑)

ポスターで多少わかるんですが、衣装が素晴らしいです。
各々のキャラクターが、その着ているものだけで、ある程度わかるし、それぞれが集まった時の素材の違いから出る、きしきし感がたまらん。

映像はもう、冒頭からシビれまくりです。
多種多様なカット、展開も早くて、ついてゆくのがちょっと大変ですが、でも、でも、ずっと興奮状態が持続するので、それも楽しきかな。

音楽も最高でした。
トドラーズっていうのが出てくるんですが・・・マル秘
とにもかくにも、ガイ・リッチー監督のセンスに魅了されっぱなし。

小道具もスタイリッシュでした。

あと’食’にまつわるところで、日本語がちらり聞こえたのが嬉しかったり。

適材適所で妖しく輝く俳優たち。
マコノヒーはもちろん、彼の右腕レイ役のチャーリー・ハナム(ラミ・マレックと共演した『パピヨン』とは別人!!!)が臨機応変な、いい味出してた。
ヘンリー・ゴールディングも『クレイジー・リッチ』とは全く違うテイスト〜。
コリン・ファレルはどんだけ引き出しがある人なんでしょう。この人が出るなら、どんな小さな役でも見逃したくないっていう俳優さん。毎回感心&尊敬する。好き、好き。
特筆すべきなのが、エディ・マーサン!
出番はそんなに多くないんですが、強烈なインパクトを残す場面がありますあせあせ
唯一・・・ミッキーの妻ロザリンド役の女優さんが、ちょっと弱いかなと。
マリファナ王に猛烈に惚れられている役として、ちょっと物足りなさがありました。

※もしかして観賞前には見ない方がいいかもしれない予告編(何も知らない方が楽しめそう)
https://youtu.be/JVdSGYfVX3o

最初から最後まで、五感の隅々を刺激される。
旨味たっぷりの極上エンターテイメント!

実はガラガラな地元シネコンですでに2回観賞。あともう1回は観るかも。
間違いなく今年のベストテンに入ります。ほぼ満点の4.5☆ 
8 10

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