5月1日(土)、私は栃木県の小山駅近くにあるホテルで目覚めた。
天気はどうやら上々のようだ。
当初この日は、昼から雨になる予報だった。
だが今朝になってみると、降り始めは21時からに繰り下がっていた。
いちご狩りそのものはビニールハウスの中で行うため雨でも平気だが、それ以外の楽しみにはどうしても制限が掛かる。
そのため「いちご狩りが終わったら、すぐに帰路に就こう」などと話していた。
だがこの天気であれば、もう少しこの栃木で遊べるかもしれない。
そう考えた私たちはとりあえず朝食を食べ、8時22分発の列車に乗るべく小山駅へ。
水戸線の列車で下館を目指したのだった。
配偶者のぐでちゃんはまだ眠いようだったが、私はのどかな車窓風景を目にして、けっこう良い感じで覚醒していた。
ほどなくして下館に到着し、そこから第三セクターの真岡鉄道へ乗り換え。
有人の切符売り場で益子まで2人分購入する。
この車両には、真岡駅にある蒸気機関車の展示館をアピールするラッピングが施されていた。
こういうのを見るだけでも、非日常感があってなんだかテンションが上がる。
そんな気分の高まりと呼応するかのようにディーゼルエンジン音が床下から響き始めると、いよいよ発車だ!
列車は水戸線と別れ、のどかな田畑の風景の中を走る。
そして真岡鉄道の本社もある真岡駅に差し掛かる。
駅舎がSLの格好をしているのが面白い。
そしてここでは、SL列車の姿も見ることが出来た。
今回は乗車はお預けだが、こうして見られるだけでも有難いというものだ。
そして列車は真岡駅を発車し、益子へ。
途中駅では、いちごの里を名乗る駅もあった。
そう、私たちの本来の目的は、いちご狩りなのである。
だが、このようなローカル線に乗っていると、それだけでも来た価値があるように思える。
早くも「来て良かったな」と思いつつ、目指す益子駅に到着したのだった。
ここからはタクシーで、目指すいちご農園に向かう。
いよいよメインイベントであるいちご狩りだ!
果たしてどんなひとときになるのか?
この続きはまた明日レポートしたいと考えている私であった
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