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2021年04月30日10:19

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『街の上で』感想

〜「愛がなんだ」の今泉力哉監督が、下北沢を舞台に1人の青年と4人の女性たちの出会いをオリジナル脚本で描いた恋愛群像劇。下北沢の古着屋で働く青年・荒川青は、たまにライブを見たり、行きつけの古本屋や飲み屋に行ったりしながら、基本的にひとりで行動している。生活圏は異常なほどに狭く、行動範囲も下北沢を出ることはない。そんな彼のもとに、自主映画への出演依頼という非日常的な出来事が舞い込む〜<映画.comさんより>

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ほとんど知識がないまま、あまりにもの評判の高さゆえ観てきました。
主演の子が『愛がなんだ』で確か「気持ち悪い」とか言われてた子よねって、それぐらいしか・・・(^-^;

いや、これ、面白かったよ〜exclamation ×2

まずお巡りさんで笑わされて、つかみはOK(古っ)
下北沢ぁあああ〜、20年以上行ってないぃいい。懐かしいぃいい。

このきっかけでこの人と繋がるの?→繋がらな〜い。
これは出会いでしょ〜。何か関わってゆくでしょ?→そうならな〜い。
そんな感じの繰り返し。それが妙に癖になる(笑)

若き男女が青の店に服を買いに来る場面にズドンときた。
男性「(これとこれ)どっちが似合いますかね?」
それはいいとして、この男女の関係性にビックリ。
男性「君は2番だから・・・。じゃあこうしてもいい?(一番好きな)あの人とダメだったら君とつきあうから。それでいい?」
女性「わかった」

えっ?えっ?うわぁ〜、これ何気にすごくない?
こんな奴・・・確かに、うん、いそうだな。こういうのを映画で描くんだ。
上手く言えないけど、個人的に衝撃でした。

あと、会話の最初が「えっ」「あっ」等で始まるのが多くて、それが自然で好印象。
狭い室内での人物たちの配置。彼ら(2人)の距離感。時間の経過。
自主映画用の衣装が、今着てる服とほぼ同じだったのに着替えてたりあせあせ
どれもどれも、ほっこり。

※予告編
https://youtu.be/9lvk-4mVjC0

BGMも良かったし、エンディングのビターを抑えての甘さの勝利は最高!

キャスト陣、皆、良かったあぁああ〜。イキイキしてた。
改めて、今泉監督が描く人物像にまた惹かれたのでした。4つ☆
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