mixiユーザー(id:6002189)

2021年03月29日15:19

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Corona

アストラゼネカ社のワクチンは、EU域内で製造されても英国に優先的に送られ、EUは二の次になった。
その理由は、英国政府のアストラゼネカ社との契約の内容が、同社に対し英国への優先的な供給を義務付けていたため。
ワクチン生産数が少ない場合には、アストラゼネカ社はまず英国に供給しなくてはならない。
この独占条項により、他国の優先順位は低くなる。
これに対し、EUのアストラゼネカ社との契約は同社に対し「EUに供給するようできるだけ努力をする」ことを義務付けていたにすぎず、英国政府の契約書よりも拘束力が弱かった。
またEUは、域内にあるバイオンテック社に3億7500万ユーロの補助金を出して研究を支援したにもかかわらず、同社との契約書に「EUへの優先的な供給」を義務付けなかった。
つまりEUの交渉チームは、英国政府に比べて「お人好し」だったのである。
これが、EUと英国の予防接種率の大きな格差につながった。
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