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2021年03月24日22:26

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自宅で観た映画(ムーントラップ、トゥモロー 僕たちの国が侵略されたら…、DEMON デーモン)

アマゾンプライムでの動画配信で観る事は多いのですが、
これ、よく調べないと「こんな映画もあったのか?」と発見する事もある。
よくやるのは「見放題が終了間近の映画」
思わず、観るなら今の内!と急遽観る事もしばしば。
今回はそんな3本をレビュー。
どれもその存在すら知らなかった作品ばかり。

3/22(月)
「ムーントラップ」Moontrap(1989年)
主演 ウォルター・コーニッグ ブルース・キャンベル 
監督 ロバート・ダイク 
当然、日本では劇場未公開なんで未見。存在すら知らなかった。
NASAの探査船が巨大な宇宙船を発見。そこにあった謎の球体をNASAの基地へ持ち帰ると、その球体が周りの機械を吸収してロボットとなり暴れ出す…
このあらすじまでは結構ワクワクした(笑)
5mくらいのデカいロボになってNASAの基地を舞台に攻防戦?
と思いきや、ショットガンで狙い撃ちされて倒される弱さ…
そこから再び飛行士である主人公らは月へ行くと、敵の本拠地が…
89年と古い映画だが、この年を考えても特撮は少々ショボい。
今のショボいCGよりはこっちの方が好き♪
内容的にはそう悪くないと思うが、見せ方的に面白く出来なかったか?
機械生命体が、あらゆる機械や人間まで同化してロボになる辺りは、あの99年のSF映画「ヴァイラス」を先取りしてた点は興味深い。
主演のウォルター・コーニッグは「スタートレック」のチェコフ役でお馴染みの方。
それとブルース・キャンベルは「死霊のはらわた」の主演で知られる方と、SFホラー好きにはオッと思わせる顔合わせだった。

3/23(火)
「トゥモロー 僕たちの国が侵略されたら…」Tomorrow, When the War Began(2010年)
主演 ケイトリン・ステイシー 
監督 スチュアート・ビーティー 
こちらも日本では劇場未公開のオーストラリア映画。
こんな作品があったのも知らなかったので鑑賞。
オーストラリアの田舎町に住む7人の高校生の男女が、しばらくキャンプへ行っていて帰ってくると町には誰もいない。アジアのある国の軍隊が町を侵略していた。
それで主人公らはレジスタンスみたいに戦う話で、
これは内容からして、私が昔劇場で観たジョン・ミリアス監督「若き勇者たち」のオーストラリア版である。
こちらはどちらかといえば、小規模な低予算映画ではあるが思ってたよりは見せてくれる。
アクションシーンは、主人公が乗る工事車両と敵車両とのチェイスシーンと、クライマックスの橋爆破シーンは迫力あって面白い。
もう少し戦闘シーンがあれば…と思うが、結局は「さぁ、これからが本当の戦いだ」と言った感じで終わる。
明らかに続編ありきで終わるが、この作品は2010年で調べる限りは続編はいまだ作られてない模様。
この作品を観て思ったけど「若き勇者たち」を久々に観ようかと思った。こっちの方が硬派で殺るか殺られるかの緊迫感があった。本作はそれが乏しく甘い印象がある。
ちなみに侵略してくる軍隊はどこの国か?
劇中では明確には説明してないが、兵士のヘルメットのマークからして明らかに、
中国であった。
中国に媚を売るハリウッド映画には出来ないが、オーストラリア映画が出来る点では評価したい。
現実にオーストラリアより日本の方が侵略される可能性高いしね。

3/24(水)
「DEMON デーモン」Blackway(2015年)
主演 アンソニー・ホプキンス ジュリア・スタイルズ レイ・リオッタ 
監督 ダニエル・アルフレッドソン 
こちらも日本では劇場未公開で、あらすじも知らずに鑑賞。
そう、キャストの顔ぶれだけで観るのを決めたと言ってもいい。
オレゴンの小さな町で、レイ・リオッタ演じるブラックウェイと呼ばれる男にストーカーされていたジュリア・スタイルズが保安官に助けを求めても相手にされず。
保安官の紹介で製材所で働くアンソニー・ホプキンスと若い男と共に、ブラックウェイ探して話を付けようとするが…
キャストの顔合わせからして、私はビビッと来た。
アンソニー・ホプキンスとレイ・リオッタと言えば、あの「ハンニバル」を思い出す。あの強烈過ぎるトラウマ級な食事シーンを…
レイ・リオッタにストーカーされるのが「ふてくされ顔」女優なジュリア・スタイルズ(私は結構好き)なのがまた面白い。
ホプキンスとジュリアと若い男(アレクサンダー・ルドウィグが演じる)の3人がレイ・リオッタ探しにあちこち聞き込みする。
どこに行っても町の皆が知ってるレイ・リオッタは札付きのワルで、保安官も見て見ぬふりをするとは…どんな奴なんだ?
ホプキンスは過去に警官だったリオッタに嫌がらせをされ恨みを持ってるし、
そもそもジュリアは水商売のお姉ちゃんで、客のリオッタに口説かれたのが原因(場末の酒場のホステスがよく似合うジュリア・スタイルズ)
リオッタが警官でストーカーだと「不法侵入」を思い出す。
内容的にはムカつくリオッタをホプキンスが猟銃を隠し持って殺しに行く話。
殺す前に脳ミソでも喰いそうな勢いだ(笑)
そんな話だが、不思議と惹かれてしまう作品だった。
やはりね、役者の顔合わせが大きかった!
レイ・リオッタはこの人自体がマジで怖い。部屋でこの人と2人きりにはなりたくない(本人はイイ人かもしれないが)
アンソニー・ホプキンスはレクター博士で怖いイメージはあるが、普段は紳士で接しやすいと思う。
そういう役者のイメージを上手く生かしており、このバイオレンスなサスペンスが良かった。というか私好みな内容なんです。
監督のダニエル・アルフレッドソンは、ホプキンスと「ハイネケン誘拐の代償」でも組んでます(こちらも未見なんで近々拝見したい)
それとハル・ホルブルックが出ていた。この方は「ダーティハリー2」や「ザ・フォッグ」や「クリープショー」など色々な作品でよく見かけた役者だったが、今年の1月に亡くなっていたんですね。

次回も3本レビューします。
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