真面目な人

日記を書く意味は一種の承認欲求だ。
少なくともこのようなサイトで書くということはそうだと私は思っている。

だから反応については気になるし、モチベーションにもなる。

しかし、ただ日記を日記帳のようなものに毎日したためたり、自らのリズムを気にして計画的に律したりする方も多数いらっしゃる。
その方にとっては、むしろ反応は煩わしいものに違いないだろう。

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寝て、起きて、食べて、歩いて、時には駆けて、見て、触って、会話して、笑って、怒って、考えて…。

生活の行動を切り取って意識などしないものだが、時に意識が集中することがある。

注目を浴びたとき、他人の目を意識したとき、危険な時…。
特に好ましく思う相手との中では常にこの切り取りが起こる。

あそこに行った。あれを食べた。あれを見た…。

時にこれを思い出と言ったりする。

心臓の鼓動の問題か、経験を重ねたことによる安心からか、若い時より、思い出以外でも日々の行動でさえもこの切り取りを意識するようになった。
量を食べて満足感をひたすら求めた食は、食べる量が減ったこともあるが、一つ一つに向き合って吟味するようになった。
グルメになったわけではないが、うまいと思えるもの以外口にしたくなくなった。
当たり前に経済的なことがあるので贅沢はできないので、がっかりしながら放り込むことが多くなった。

食だけではなく、生活全般にこれはいえる。
見るもの、触れるものすべてに吟味を施してがっかりしていたりする。

じじいになるってこういうことだったんだってわかりだした。

ここで頑固に本質を語たりだす人が多いのも理解でき始めた。
言ってることはわかるんだけど、本当は違うんだよナアって思いがあって、アドバイスしたくなるのか。

寡黙で、たまにぼそっと言う言葉が本質を突く老人など、ドラマや映画ではよく出てくる。かっけー！なんて思えたりするひとことを言ったりする。

でもそれって、元から他人に気遣いが足らなかった人の慣れの果てで、自分本位のいいパなし野郎だった確率が高い。
たぶん自分では何もしないくせに薀蓄のある嫌な野郎だった確率は高いと思う。

あえて口にしない。というのもあるのかもしれないんだろうがどうなんだろう。

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若い時から日々の生活に切り取りを入れて吟味する生活をしている人を見かける。
すごいなあと素直に思う。
私などは欲望に身を任せて何も吟味せずに生活し続けていた。
正直尊敬してしまう。

その反面、絶対に友達にはなれないと思う。

よく私は男女間の友情などないと言っているが、そう思うのは、女性の大半が男性と違う欲望を持っているからだ。
欲というのは人をつなぐうえで大変大きな要素を持つものだという思いがある。
だから、その欲に左右されなかったり、欲の質が違う者とは友達にはなれない。

ただ、男女の中でのその違いは男女間での欲というものに打ち消されるのだ。これは友達とは言わないと思う。



真面目な人の話を書くつもりがなんでこんな話になっているのだろう。

あ、一種よく言われる真面目なやつとはそりが合わないってこと言いたいのかもしれないな(笑)

ま、いつもの通りだな(笑)
すいません。