� 峅屬兇�りの森・憂国」(三島由紀夫/新潮文庫)
�◆屬弔乙曾侫灰譽�ション 近所の景色／無能の人」(つげ義春/ちくま文庫)
��「みずうみ」(川端康成/新潮文庫)
�ぁ岷Ъ�拾遺物語（下）全訳注」(高橋貢・増古和子/講談社学術文庫)
当分は三島と川端作品をメインに読んでいこうと思っていて、といっても何から読むか決めるのが悩ましいわけだが、有名なのからということで、まずは三島の短編集。「憂国」は三島自身が監督主演の映画があるのだが、遺族が封印してまぼろしの映画になってるとずっと思い込んでいたのだが、調べてみたら、まぼろしどころかDVDも出ているではないか。しかもDVDを買わなくてもYouTubeにあることがわかりさっそくそちらも観た。なんとも凄いな。
つげ義春原作の映画をまとめて観たくなって（すべて初公開時に観ているが）、原作も読みたくなって、とりあえず「無能の人」の原作を読んだ。これを最初に読んだのは2009年だから、映画を観てから読んだことになる。映画も竹中直人が可笑しくてよかったけど、原作のはまた違ったせつなさがあって味わい深い。というわけで今は「蒸発旅日記」の原作が入ってるエッセイ集「貧困旅行記」を再読しているところ。
川端の「みずうみ」は初めてだったが、女のあとをつける性癖がある変態な男の話。面白くて一気に読んでしまい、もう一度読みたくなる作品だった。
「宇治拾遺物語（下）」は900頁弱あるので、少しずつのんびり読んでいたが、これではいつまでたっても読み終わらないので、月内に読み終えようと途中からペースをあげて、1日50頁くらいずつをノルマにした。かえってその方が理解も早くて味わえた感じがした。さて次の古典は何にしようかな。
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