TELEFUNKEN EL156PPアンプが完成して9年目になるのですねえ。
「真空管の帝王とされるEL156 PPの音質 もはや電気の音ではなかった」2012年12月15日19:32
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1884765485&owner_id=8290003
連休など24時間以上電源入れっぱなしのジャズ喫茶以上の稼働時間なのに、一度も故障したことがないこのアンプ。
ところが一昨日、1台の電源が消えているというトラブルが発生!
どうしたの!とFUSEでも切れたのかとFUSEボックスの蓋を回し始めると、いきなり整流管のWE422のフィラメントが点灯するではありませんか!
念の為FUSEボックスを開けて、中の端子やFUSE自体をアコリバの接点洗浄復活スプレーを綿棒に吹き付けて拭きました。
綿棒が黒くなりました。
完成して8年間、一度もFUSEボックス内をクリーニングしていなかったので、経年汚れからの接点の接触不良だったようです。
電源ケーブルにいくら拘っても、途中に直列に入るFUSE周りの導通に問題があれば論外で反省です。
先日の真空管ソケットの洗浄も相まってWE422整流管のフィラメントが明るくなったような・・・
実際にこのアコリバ洗浄スプレーでは例があるそうです。
https://acousticrevive.jp/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4974&forum=45
このようにFUSEが簡単に交換できるボックスならともかく、メーカーのトランジスターアンプは内部の基板上だったり、インレットに内蔵されていることも。
特に前者ならシャーシを開ける必要があって自己責任になりますが、同様に経年で接点が汚れて導通が劣化していることも?
洗浄すると見違える音質が・・・・
ちなみに、KaNaDe小林さんの実験のとおり、電源ボックスなどAC100Vが流れているところは、聴診器を宛てれば聴こえるほど、電源周波数の60Hzないし50Hzで鳴っているそうです。
https://ameblo.jp/spdc7249/entry-12639450488.html
せっかくだから、中空の通常のFUSEからオーディオ用とされるジルコンサンド入りの制振型のFUSEへの交換はいかがでしょうか?
いかにもあのFUSEの髪の毛ほどの線が中空に浮いているのは振動してそうですから。
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