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2021年03月01日05:21

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緊縛事故や後遺症を軽んじては危険です。(1)

最近また事故に関する知識がないまま緊縛を行い後遺症に関するトラブルが増えて来ました。
そこで、改めて数回に分けて事故に関する事を書きたいと思います。

今日はその1、イントロダクションです。
   ↓
☆☆☆

何事にも事故は付き物ですから、もちろん緊縛でも事故は起きますよね。

私が表に出て緊縛事故に減少や後遺症を負った人達への整体ボランティアを行って来月で丸10年になります。

私が表に出るまで「事故に注意をしよう」という人はいても、私の様に実際に縛りも行い後遺症の早期回復整体をして来た人はいませんでした。
ですから、1700人以上の緊縛後遺症を負った人達に早期回復整体を行って来た人間も他にはいないし、私自身がSM嗜好者でも有るので、緊縛事故に関しては私が一番詳しいという事になるんですよね。

つまり、実際にどう注意したら事故率が下がるのか?
事故をしたらどうしたら良いのか?
受け手も日頃どういう事をしておいたら良いのか?等の知識を纏めたものも無かったのです。

それで、何度か「知識を纏めて残して欲しい」という要望をいただいたのですが、自費出版では欲しい人達の手元に届けることは難しいと悩んでいた時に、SMのエッセイを書いていた三和出版さんかお話をいただき、2017年に出版社が発売した唯一の緊縛後遺症を減少する方法や事故った時のケアー方法、日頃からの受け手がやるべき事等扱った本として
「いますぐデキる!縛り方マニュアル『リスク回避編』」を世に出していただき、
また昨年2月には、より内容を充実させたDVDムック版を(三和出版)出していただきました。

お陰様で重版になったりしてそこそこ世間に出回り事故も減少して来たとも思っていました。

ところが昨今、新しく緊縛を始める人が増え、また緊縛サロンやSMの店も増えて来て、事故に関する知識が無いまま縛ったり縛られたりする人が増え・・・、いつの間にか、またまた後遺症を負う人が増えて来ているのです。

まぁ、常識的には教える側は事故に関する指導もすべきだし、縛り手はもちろん受け手も自分の身体の事ですからある程度の知識を持って行うはず。
事故を気にすれば、ネットで「緊縛事故」とか「緊縛事故後遺症」とかを検索すれば私の本やDVムック版がヒットします。
縛り方のマニュアルを買うならば合わせて事故に関する知識も持っておこうと思うはず・・・と思っていました。

それが大きな間違いでした。

元々「事故を取り上げると緊縛ブームに水を差してしまう。マイナスになる」という考えから「事故を表に出す事を嫌がる体質」があったのですが、新しく始めた人も、パートナー募集やサロンに人を呼び込む時にマイナスになると考える人も居るんですよね。
また、元々「事故なんか気にしない」人も多いのです。

そんな危ない環境の中で受け手をするなんて危険極まりないと思うのですが、受け手も事故は気にしても「まさか私が事故る事は無いだろう」という謎の自信があったりもして、事故してから慌てて、「縛り手に相談をしてもサロン等の責任者に相談しても何にもならない」という建研をしてしまう人も増えているのです。

「知識が無い」という事がどれだけ怖い事か・・・。
事故の後遺症を軽んじるとどういう事が起こるのか等・・、数回かに分けて書いて行きたいと思います。

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