19年の邦画。
作家:乙一として知られる安達寛高の長編映画初監督作品。
『目をそらしたら、死ぬ』という呪われた怪談『シライサン』の恐怖を描く。
主演は飯豊まりえ。
まあスタンダードなJホラーで、既視感のバリバリの無個性な作品ではあるのですが、じとっとした日本独自の恐怖を演出することには成功していて、個人的にはけっこう怖かった。
遠目で現れて、どんどん接近して来る恐怖って中々のもの。
『イット・フォローズ』もその類でしたね。
眼球が破裂して死ぬという犠牲者の死に様は悪くないので、もうちょい展開にオリジナリティがあればもっと良かったかな。染谷将太の怪談語るシーンは上手かった。でも、役柄は……ちょっと残念でした。
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