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2020年11月01日20:37

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上野でボードゲーム

 昨日は上野でボードゲームをプレイしました。

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 画像はあまり上野っぽくありませんが、時間がぎりぎりでいかにも上野なものを探して撮る余裕がありませんでした。面目ない。

 参加者の住まいと帰宅時間の兼ね合いで、いつものお宅ではなく上野でミーティングルームを借りてもらったのですけど、今こういうところはもう管理する人とかいないんですな。掃除の人が来るだけで、完全無人。申し込むとパスワードが送られてきて、それを入力して部屋に入ります。なんか、謎の組織のアジトに潜入するみたいでドキドキします。

 場所は上野駅の隣、東京メトロ日比谷線入谷駅すぐのところにありました。都心にありがちな狭い雑居ビルの2階に上がって、まず玄関へ足を踏み入れてみると、そこからすぐ割と大きめのダイニングキッチンみたいな空間に広がっていました。どうもファミリー向け居住スペースだったところをざっくりと区切ってミーティングルームとして貸し出しているみたいでした。
 天井にあるエアコンの下をパーティションで区切っているので、隣でエアコンをつけたらこっちも寒くなるという謎仕様ですが、幸いに気温は落ち着いていたので『未来世紀ブラジル』の机の引っ張り合いみたいなことは起きませんでした。
 というか、ここは3つぐらいにスペースを分けてありましたが、この日は私たちしか利用してなくて、終日貸し切り状態でした。

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 入室方法などについてメッセージで送ってもらったので、場所などを細かく確認するためにスマホでそのページに飛んでみたら、その後、流れてくるネットニュースにひたすらここの広告が並んでいてちょっと笑いました。かなりネットの広告に力を入れているみたいです。

 でも、実際にずっとリモートワークだけど家の中だけでやってるとどうも作業が進まない、みたいな人は友人と何人かでシェアしてちょっと仕事の雰囲気を変えてみるというのも十分にアリだと思います。あと、それこそITベンチャーの立ち上げとかは基本的に各自が自宅で作業して、たまにこういうところのミーティングで用が足せるなら、別にオフィスを構える必要もなさそうです。

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 近辺を歩いていると、空きテナントが目につくし、こんな看板があったりして、もろもろ古くなっているので再開発の機運は高まっているものの、大々的に仕掛けようとしているわけでもない、といったところでしょうか。おそれいりやの鬼子母神の入谷ですが。

 プレイしたゲームはいつもの『テラフォーミング・マーズ』。今日は4人プレイです。

 初回のプレイではタルシス共和国を担当しました。ここは最初に都市を建設してからプレイが始まるという特殊なところなのですが、以前にここを候補で引いた時には建設コストを支払うのだと誤解していて(特殊能力なのでノーコスト)、実はけっこう有利なところなのに見送ってしまったという因縁のところでもあります。
 そして、その最初の都市の隣をいきなり核爆弾の実験場にされたり、次に作った都市との間にメガロポリスを割りこまれたりと数々の陰湿な妨害に耐えながら、地道に火星を開発していきました。タルシス共和国は都市を建設するとボーナスをもらえるところなので、あまり欲をかかずに都市を作り、また、ゲーム終了時には都市に隣接する森がポイントになるので、そのまわりに森を置いていきます。カードプレイはその線に沿ったもののみを購入してアクションするにとどめました。そうして、都市と森が3つそろったので、これまでは見逃しがちだった称号も、総督と緑化匠を獲得することができました。

 他のプレイヤーさんは「カードの組み合わせがよくない」とずっとぶつぶつ言いながらプレイしていました。このゲーム、たしかにカードのコンボが決まるとかなりの爆発力になるのですが、とにかく種類が多いのでなかなかそう都合よくはそろいません。
 それなのに、自分が開発を後回しにしてお目当てのカードがこないからといって、そっちはなかなか順調じゃないかとばかりに目の敵にされて本当に参りました。そのくせ、最後には目立たないカードのポイントを貯めこんだ人に1ポイント差で負けてしまって2位にとどまり、踏んだり蹴ったりでした。
 実は2ポイント獲得できるカードが手元にあって、お金もあったのでオープンにしていれば勝てていたのですが、まだちょっとゲームが終わらないと油断して、念のためにお金を残しておいたら急展開で終わってしまいました。それか、称号はとったのだけど、褒賞の方はとりそこねて、そちらをとっていても勝てていたので、勝てるゲームを落としてしまったことは否定できません。
 あと、カードのポイントも貯めるとかなり積み上がるので、やっぱりいろんな勝ち方があるとあらためて感心しました。

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 その後、お昼ご飯を食べ、『クルー』というトリックテイキングの協力ゲームを少しプレイしてから、『テラフォーミング・マーズ』を再プレイ。
 今度は惑星間シネマティクスというところでプレイしました。初期リソースがお金30と資材20でして、資材はカードによってはお金2に換算して使えるので、うまくいけば初期資金70としてスタートダッシュをかけることができます。折よく都市建設のカードが手元にきていて、これらは資材が使えますから、都市を建てそのまわりに森を作るという前回とほぼ同じスタイルで、今回は総督こそ逃したものの緑化匠は確保しました。
 ちなみに惑星間シネマティクスには、アクティブのカードのコストを2金ボーナスがあるのですが、その特殊能力は使わずじまいでした。

 また、今回も他のプレイヤーさんは「カードがよくない」としきりに愚痴を言っては、こちらに謂れのないプレッシャーをかけてきます。それで前回に勝ったのは誰なのかをもう忘れてしまっているみたいです。割ともつれながら終盤になだれこみまして、いよいよ最後という手番で今回こそは褒賞も忘れずにとることにしました。その段階では収入額とマップ上のタイルの数ではトップだったので、開拓王と銀行王を狙えますが、両方は無理です。とりあえず開拓王の褒賞を有効にしたら、次の手番の人が怒濤のカードプレイでマップ上のタイルの数を逆転させて、開拓王のトップになってしまいました。そして、その次の手番の人がトップはとれないにせよ2位でも少しポイントが入るので銀行王を有効にしたら、他のプレイヤーがすべてパスした後で、さっき開拓王をかっさらった人が今度も怒濤のカードプレイで収入を爆増させてかっさらってしまいました。
 なんのことはない、私ともう一人のプレイヤーさんはその人のために自腹で褒賞を有効にして、そのプレイヤーさんのためにポイントを稼がせてあげただけなのでした。結局、当然ながらその人が勝って、でもって、初回に勝ったのもその人だったので、接待プレイもここに極まれりというありさまでした。
 さらに、散々カードがよくないと愚痴っていた人が、ふたを開けてみると、今度はこちらがカードでポイントをためこんでいて、2位につけていました。ゲーマーの口三味線なんぞは気にするだけ無駄だなとしみじみ思いました。

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