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2020年09月12日05:39

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ザイオンス効果

『ザイオンス効果』

ザイオンス効果、という、
心理学の言葉があります。

ある人との信頼感が、
顔を合わせた回数によって強くなる、
という事を意味する言葉です。

私たちは、最初の印象で、
その人の人となりを判断してしまいがちですが、
実は繰り返し顔を合わせる事によって、
いつの間にか信頼できる人になっている、
という事もあるようです。

人から信頼されるために、
もっと気の利く人にならなきゃとか、
知性や思考力のある、
頼もしい人でなきゃならないのか、
なんて思う事もありましたが、
信頼を得るプロセスって、
もっと単純なのだという事を思います。

信頼を得るためには、
たくさん顔を合わせればいい。
(もちろん、不快感を与えないとか、
間違ったことをしないという意識も必要です。)

そして、何かを信頼するという際に、
論理的に正しいという事よりも、
もっと単純な動機がそこにあってもいいのだ、
という事を思います。

簡単に何かを信じてはいけない、
という世の中の風潮があり、
自分の力で正しさを見極めなければと、
力んでしまいがちな時代に、
私たちは生きているような気もします。

しかし、人間って本来、
何かを信じるっていう事を、
素朴に、単純に、
やっているでしょうし、
それができるって、
とても幸いな事だと思います。

キリスト教会では、
毎週1回、日曜礼拝が開催され、
そこに参加すれば、
週に一度、顔を合わせる人たちがいます。

習慣化されると、
当たり前の生活習慣として組み込まれ、
苦でないどころか楽しみになりますが、
その習慣を持たない人にとっては、
大変で、負荷のかかることと、
思うかもしれません。

しかし、週に1回、
いろんな世代の人の輪の中に入り、
なにがしかの交流がある事で、
誰かとの繋がりや信頼感が作られるとしたら、
とても素敵な事じゃないかと思います。

何より、人の輪を構成する中心に、
目には見えなくとも確かに存在している、
神様の存在を感じることができて、
その繰り返しを通して、
この世界を創られた神様への信頼が、
確かに強められるのであれば、
礼拝という毎週の集まりは、
とても価値のあるものだと思います。

そこに、ザイオンス効果という、
人間心理が働いているのかもしれない、
という事を思っただけなのですが、
古代から続けられている、
週に一度の礼拝、という習慣には、
現代にも通じる価値があると思うのです。

この世界を創られた神様が、
味方についてくれる、
という事を、感じる心があり、
それを確かなものとする事ができます。

是非最寄りのキリスト教会にご連絡下さい。
きっと良い出会いがあります。

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