インシュレーターはプリアンプの足はKaNaDe作品4番に。
その下のアンダーは8種類の材料のKaNaDe01under {03共用}から、特注で作品4番と同じさらに2種類の金属材質の10種類をブレンドしたものに交換して3日。
いろいろなジャンルを聴いてはっきりわかった特徴があります。
会議や講演会で、抜けのよいマイクやスピーカーを使うと、声の通りがよくなって、言葉がはっきりわかりますね。
逆にモゴモゴした音質のものですと、発音が聞きにくくなった経験はありますね。
今回のインシュレーター交換はまさにこの抜けの良さでした。
以前と違って、発音がはっきり聞こえるので、歌手が歌っている歌詞が自然に耳に入ります。
これは大きい。
倍音が立つ以外に声そのものにはこういう違いとなりました。
これはトーンコントロールやグライコで高音を持ち上げれば類似の効果が出ることがありますが、これをやるとさ行の擦過音、パ行の発烈音が目立ってしまい、明らかに電気拡声の声になってしまいます。
もうひとつはスパイク受けをKaNaDe02suにしたのも相まって、エレキベースラインやバスドラムのキックがより強く、大きく、ピッチの違いなどもよりはっきり聞こえます。
これなら低音リズム楽器から、リズムを感じやすく、音楽にノレます。
日本のレコーディングや音楽番組ではベースがいないのではというくらい、聞こえにくいのが多いのが不満でしたが、今はこういう音源でもよく聞こえるようになって、とても嬉しい変化です。
前につぶやいたとおり、こんな手間暇かけて作っているのですね。
加工のノウハウあるこの小林満さん以外は作れないそうです。
熱圧縮、研磨、測定、溝入れは人力だから1日10個製造が限度と。それでいて1個800円から3500円なんて、たいしたことのない他社製品からは安すぎると感じます。
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