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2020年04月24日19:58

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岡江久美子と静岡ダービーの死

 岡江久美子が亡くなったニュースにはびっくりした。
 一方で、私は岡江久美子が出ているドラマ・番組と全く縁がなく、今日のスポーツ新聞全紙(デイリーも)が岡江久美子を1面に持ってきたことでその存在価値をようやく認識した次第である。
 ひとつ時の流れを感じたのが「はなまるマーケット」の話。1996年9月から2014年3月までの長寿番組だったが、もともとこの番組はオウムビデオ問題でワイドショー番組がTBSから消えたことによる産物だったことを覚えている。経緯が経緯ということもあり、まだ芸能ネタ全盛だった朝の民放番組の中で「何が花丸だ」みたいな印象を持っていたものだ。それが17年半にわたって続いたのは、岡江久美子の人徳の成すところだったのだろう。岡江自身も番組ができた背景は認識していたと思うので、なおさらその価値が分かるというものだ。

 さて、私にとっては岡江久美子以上に残念なニュースが発表された。静岡(駿府)ダービーの中止である。全国で競輪の開催がどんどん中止になっていく中、静岡はヒラ開催を行うなど踏ん張ってきたが、全国から162人の選手を集めるなど、国がコロナ対策で求めていることと真逆なことばかりではやはり苦しかったようだ。
 今日は4日ぶりに競輪の開催が行われたが、広島モーニング1Rで岡田大門がイン競りであっさり負けたのは、濃厚接触が頭をよぎったからではないかと勘ぐったりしてしまった(単に岡田が弱いだけだと思うが)。競輪は競馬や競艇、オート以上に濃厚接触の度合いが高いので、このあたりも苦しいのかもしれない。

 あと、今日の静岡市長の記者会見がyoutubeでアップされているので、それを見たところ、中止の理由として「開催してから、選手やその親族にコロナ感染が発覚したことで、4月2日に玉野ヒラ開催が中止になって選手に補償金(賞金の8割??)を支払うような羽目になったらたまらない」という趣旨の話があった。確かにダービーの総賞金額はでかいので、そのリスクを静岡市が負うわけにはいかなかったのだろう。
 話がそれるが、この記者会見での静岡市長はダービーのことを聞きにわざわざ来たらしい日刊ゲンダイの記者の質問に「わざわざ来てくれたので、実務の者から」的な気遣いをみせていた。この市長の人徳が伺えるシーンだった(実際はどうなのだろう)。

 私は競輪の開催の仕組みに詳しくないが、競馬や競艇が普通に開催しているのに、競輪ばかり割を食っているのをみると、ちょっとつらいところがある。昔、漫画「ギャンブルレーサー」で高松宮杯に出場した東京の選手が多かったので、同じレースで9人全員を東京の選手にするという話(もちろん架空)があったが、そういう感じでもいいので、移動距離の短い選手を集めたミッドナイトなんてできないものだろうか。

 1月に発覚した競艇の八百長問題もすっかりコロナの中に消えていった。西川昌希の裁判はもう始まっており、容疑を概ね認めているようだ。競艇の八百長問題を追及している「ボートレースにおける八百長糾弾ブログ」を見ると、とんでもない話だと思うのだが、一方で無観客レースでの売り上げはそれを感じない盛況ぶりを感じる(減ってはいるのだろうが)。

 こんな八百長競艇に競輪は負けてしまうのが悲しいところである。
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