mixiユーザー(id:32438969)

2020年04月19日11:35

149 view

基本再生産数

 基本再生産数の定義がはっきりしない。ネットで調べてこれだけ解らないのは類がないのですが、解らないと制御できないはずですよ。
2つの定義、説明を見つけましたが、ひとつは時間に影響されるがもうひとつは、公比である。 
公比だと正規化されるので一律に比較可能・・・だが。
今回の新型コロナウイルスの基本再生産数としてWHOが出した暫定値は1.4〜2.5だ。
  香港や英国の大学チームの見解では、3.3〜5.5との報道もある。
 過去に経験のないスピードで感染が広がるかもしれないとの専門家の見方も出ている。

 基本再生産数(R0)は、人口問題の基本定義から言えば時間関数ではなく定数が相応しいですが、”再生産数”という指標は、リアルタイムで時間変化する実効再生産数(Rt)と考えられます。<br> 
 コロナウイルスの感染拡大は発病の実績数から見て、指数関数(等比級数)と見なせる公比に重要な意味があります。<br>
 指数関数(等比級数)の公比が”再生産数”に相当すると考えられるからです。<br>
 私の調査の限りですが、それらの定義は書物によっては混同されている事があるそうで厄介ですので、私の出来る限りで説明に努めます。<br><br>

 
  専門家会議の分析では、3月末の東京の”再生産数”は 1.7とされていたそうです。<br>
残念ながら真偽不明で、私は時間変動する実効再生産数の瞬時値ではないかと考えています。<br>
  香港英国チームが算出したとされる”基本再生産数”3.3-5.5の数字も、時間変化する実効再生産数と思いますが、暫定的な基本再生産数と言えなくはないでしょう。<br>
  (現状で観測される新規感染者の実績数から求めた推定値と考えられ、潜伏期間5−7日で Rt=1.275、1.275^5=3.369、から 1.275^7=5.477 )<br>
  
  実績数から観測される周期性のある傾き(公比)を私が計算すると、一日あたりの”再生産数”Rt=1.26-1.275人/日は、これとほぼ一致しております。<br>
  8割削減の政府の発表からすると、日本のチームもこれと同じ計算結果が出たのではないかと推察しています。<br> 
  問題は、なぜそのような”周期性のある傾きの波(公比)”が観測されるのかという事ですが、<br>
  要するに常習性のある波(公比)は地域的で暫定的な基本再生産数(R0)と考えれば、良いのではないかと思います。<br> 

  また、今回の感染拡散が指数関数、等比級数と考えて計算を進めましたが、国営放送によると東京で3/27に観測されたとする”再生産数”1.5の単位は人/日と考えれば<br>
  グラフチャートの上で全て合致しますので感染拡散の実際が、発病実績数からの推定でありながら、解析データの公表に踏み切りました。<br> 
  (グラフチャートをご覧下さい。)<br>
  難解で複雑な計算をされるより、実績数からのグラフチャートから、リアルタイムの再生産数Rtを求めれば将来の予測が容易に可能と思います。<br>
   因みに基本再生産数(R0)は、感染症が発生した時代 背景、社会、地域などによって、異なるので感染拡大の状況から概算する方法 が良いとされているそうです。<br>



 
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する