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2020年03月02日23:56

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月金帯の昼への進出は失敗だったと認めたか。

『徹子の部屋』3・30から“午後1時”スタートへ「50年まではやりたいな」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5992924
テレ朝の名物長寿番組の一つ「徹子の部屋」の放送時間が13時に変更ですか。日本のエンターテイメント界において唯一無二の存在とも言える黒柳徹子司会のトーク番組であり、そのテーマソングも印象的な番組ですが、テレビ朝日がその前身たる「日本教育テレビ(NET)」を名乗っていた昭和51年に放送を開始してから今年で45年目に入り、43歳だった黒柳徹子(1933〜)も今年の誕生日で87歳を迎えることとなり、番組とともに年齢を重ねていきました。
記事でも触れるように編集を加えないスタイルで1万1千回を超え、延べ1万人以上のゲストとのトークを放送し続け、平成22年には放送8961回を迎えた時点で同一の司会者による最多放送記録としてギネス世界記録に認定されるほどの存在となったようですが、話題のゲストをタイムリーに迎えることもあればベテランを呼ぶこともあり、また、黒柳徹子の関心事に近い領域で活動する人物を呼ぶことがあるなど、ゲストの人選の多種多様さに(良くも悪くも)この人らしさが現れるところがありますね。特に近年は、お笑い芸人をゲストに呼ぶ際、その持ち芸とは異なる芸やパフォーマンスを求め、ゲストがその"無茶振り"的なアドリブに苦慮するのが話題となることがありましたが、日本のテレビ黎明期からこの業界で活躍する黒柳徹子にとってはどうってことないようなことでも、ゲストのお笑い芸人にとっては"鬼門"みたいになっていたのかもしれませんね。
その「徹子の部屋」ですが、一時13時55分からの55分番組だったことがありましたが、平成26年に昼の12時からになるまでは13時15分、13時20分と昼飯を食った後の時間帯で親しまれた番組でした。その「徹子の部屋」が昼12時に進出したのがちょうどフジテレビが31年半続けた「笑っていいとも」を終了させた時期でもあり、その視聴者層をターゲットにしたのではとも言われたほどでした。
しかし、月金の帯の昼と言えばニュース・情報系でもバラエティでも生放送が一般的であり、「笑っていいとも」もかつての日テレのみのもんた司会の「おもいッきりテレビ」も生放送ならではの良さが存分に発揮された番組であり、テレビ局にとっては"機動力"の見せ場が月金の昼というイメージがあります。その昼に収録の「徹子の部屋」というのは多少違和感が否めず、ここに持って来るのは成功とはいかなくなるのではと思いましたね。
で、結局、慣れ親しんだ感じの13時台に戻るのが今回の改編であり、情報系へのリニューアルが功を奏したフジテレビの「バイキング」や日テレの「ヒルナンデス」、恵俊彰司会のTBSの番組などの牙城は崩せなかった、つまり、昼進出は"失敗"だったと、6年を要して得た結論がそれだったということなのでしょうね。黒柳徹子は、12時スタートについて「「シンデレラ」のようで良かったのですが」としながらも、「お昼ご飯の用意をしなければいけないなど、せかせかする時間」だとして時間帯にマッチしていなかったのを認めたようで、「その点、1時は皆さんがホッとできる、ゆっくりできる時間だと思うんです。お茶やお菓子など召し上がりながら、ゆっくりとご覧いただければと思います」とコメントしており、昔からの時間帯(厳密には「13時ちょうど」ではなかったが)に戻って、お楽しみ下さいということなのでしょう。日テレの「笑点」を意識したのか「50年」という目標にも言及していましたが、黒柳徹子、番組を続けているのでしょうか……。
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