昨日の暖かさもあって、今日は開花宣言が出たというのに、外は一転して冷たい雪が降っています。
家の近所の桜並木でも、まばらですがチョボチョボと、花が咲いていました。
いまはもう居なくなってしまった母も、桜が好きでした。
その母から受けついだことがあります。
母は95才になっても、本を読むことが大好きでした。
老眼鏡をかけながら、文庫本の小さな字を追っていました。
遺品の中に、何冊か文庫本がありました。
それは、宮部みゆきと、東野圭吾の本でした。
まだ新しい本だったので、ボクが引き継いで読んでみようと思いました。
こういうものは、読み始めると、なかなか止まりません。
ボク自身も、昔から、本を読むことは大好きで、20代の頃は五木寛之にハマって「青春の門」など、多数の書籍を読んでいました。
しばらくすると、今度は森村誠一に夢中になって、「人間の証明」「野生の証明」など、数えきれないほど読んでいきました。
彼の特長でもある、いくつもの話が最後にからまってくるというパターンが好きでした。
今回は、東野圭吾に興味を持ったので、母の手持ちの本を読み終えると、彼の著作を次から次へと購入して読んでいます。
いちばん印象に残ったのは「ナミヤ雑貨店の奇跡」。
これはSFっぽくもあり、とても面白い内容の本でした。
3月11日には、興味のあった「フクシマ・フィフティー」の原作本「死の淵を見た男」
(門田隆将)を買って、読み始めたところです。
小説かと思ったら、けっこうリアルな内容で、当時の政府のドタバタぶりが、書いてありました。
やはり、いざという時のリーダーが大事だなと思いました。
他には、時々、息抜きもしたいので、林真理子のエッセイなんかも読んだりしています。
肩のこらない文章で、いいですよ。
ちょっと困るのは、すぐに本が溜まってしまうことです。
年齢的にも断捨離しなきゃいけないのにね。
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