mixiユーザー(id:4078605)

2020年02月20日06:08

73 view

毎月第三木曜日は要らないものをもらってもらう日

 うちの地区の粗大ごみ収集日は、毎月第三木曜日。前日から歩道にそのまま出しておくだけなので、とても便利。

 はじめの引越しの後、アパート内を整理しながら、「やっぱりこれは使えなかったなー」などというものがかなり頻繁に出た。それで、粗大ごみをちょこちょこ出すようになったのだけど、おもしろいことに、水曜日に出すとまだ粗大ごみの日じゃないのに、その日のうちに全部歩道から消えてなくなる。
 まだ使えるものはもちろん、戸棚の中の棚だけ、とか、キッチンの収納の扉だけ、とか、なんかの棒とか、そういうものもなくなる。前、戸建て住宅街に住んでいたときは、粗大ごみの前日夕方に、移民系の軽トラやワゴンが地区をぐるぐる回って、金物を持っていっていた。どうやってそれを生活の糧とするのか分からないけど、私が要らないものを歩道に出していると、車から顔を出して、「金属ある?」と聞かれることもあった。
 でも、市の中心地区に越してきたら、イケアの合板の家具の一部なんかでも需要がある。おもしろいくらい。

 うちの裏のごみ置き場の向かいに、低所得者住宅の棟が何棟か建っている。そこの人たちなのかもしれないし、すぐそこのモノプリやガニー唯一の本屋に買い物に来る徒歩の人たちかもしれない。

 最近は、壊れていないけど使わなくなったもの、収納小物やモップ、無印の本立て、花瓶、ファイル類など事務用品など、「それ、粗大ごみじゃないじゃん」というものでも要らなくなったら、粗大ごみの前日、私はひそかに歩道においてみる。そうすると、20分後に買い物から帰ったら半分くらいになって、後でパンを買いに下りたときにはさらに減り、次の日の朝仕事に行く前くらいまでには、ちゃんとすべてなくなっているといった感じ。粗大ごみ収集車が来たときにはほとんど残っていない。
 たまには、私が出している端から、「それ、何に使うの?まだ使える?」などと聞いてきて、私が見せてあげると、「いいねえ、あなた要らないの?じゃあ私が使おう。ありがとう。」なんて言って持って行く。なんとなく、こっちこそありがとう、という気分になる。

 自分が適当に買って無駄にしてしまったものを、誰かが使ってくれるのって、かなりうれしい。

 このくらいの近さと手軽さがちょうどいい。こういう簡単に出来るリサイクルシステムがあるといいと思うなあ。
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する