東映特撮youtubeからの動画配信でのレビュー。
この回から遂にジャンパーソンの最強の敵ビルゴルディが登場!
ヒーロー物で主人公に対するライバル的な名キャラは色々いるが、
このビルゴルディはその「ワルカッコイイ」見た目とキャラで圧倒的な印象を残す。
カラーリングが面白い。
ジャンパーソンが紫と銀なら、ビルゴルディは赤と金。
赤と金と言えばヒーロー側の強化フォームのような正義のイメージがあるが、
逆手を取って「完全悪」を表現してるのが面白い。
ジャンパーソンの紫なんて他作品だと悪側のイメージになる事もある。
ジャンパーソンが変身しないヒーローなら、
ビルゴルディは変身する悪のヒーロー。
この点でも逆手を取っている。
それに強い。
ジャンパーソンと同等の武器を持ちながらも、その力はジャンパーソンを上回る。
ガンギブソンの助けが無かったら完全にジャンパーソンはやられてた。
ビルゴルディになるのが帯刀龍三郎。
ロボットを配するネオギルドやバイオモンスターを配するSSNと比べると、
戦力的にやや落ちる帯刀コンツェルンだが、ここに来て一気に戦力が増した感がある。
帯刀演じる菅田さんは、その前は仮面ライダーZXだっただけに、
ZXの悪役版のイメージがある。
ZXは体の大半がメカと化している改造人間な点でも同じ。
ビルゴルディも体の大半は改造されていて脳くらいが帯刀自身。
自らを完全な悪である「魔王」と称するビルゴルディ。
この時から、ペロペロキャンディを舐めたりする子供のような仕草は一切出てこない。
これは帯刀が完全に人間性を捨てた表れでもある。
第31話「新型(ニュータイプ)JP誕生?!」
第32話「脱出不能の迷宮(ラビリンス)」
鳴海博士は帯刀の元で研究する時実博士の姿を目撃したために命を狙われる。
時実博士はかつてジャンパーソンのプロトタイプMX-A1の立案者で、
かおるの恩師であった。
時実博士は第二次プロジェクトとして研究していたバイオボーグを、
帯刀で被験者として改造してしまう。
ビルゴルディとして生まれ変わった帯刀はジャンパーソンとガンギブソンを抹殺しようとする。
この回は2話完結。
鳴海博士はガンギブソン初登場のロボット刑務所の回に出た博士だがビルゴルディに殺され死亡する。
時実博士を演じた役者が見覚えのある顔だな?と思ったら、
演じた森田順平は「3年B組金八先生」で金八の同僚の先生役にレギュラー出演してた方だった。その他、一般ドラマによく出ている。
声優としてもお馴染みである。
この時実博士は、悪魔に魂を売ったマッドサイエンティストで、
バイオボーグを開発するだけでなく、バーチャルで異空間を作り上げてジャンパーソンとガンギブソンを苦しめるなど、恐ろしい天才ぶり。
またこの回からジャンパーソンのサポートロボであるアールジーコが登場。
後に変形して必殺武器となる。
ビルゴルディ登場でますます面白くなる!
またこのビルゴルディとの最終決戦が壮絶で凄いですが、
それはまたその時に。
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