俺は映画が大好きだ。
俺にとって最高のエンターテインメントこそ映画なのである。
映画にはまったきっかけの作品は
「フラッシュダンス」である。
確か1983年前後に日本で封切りになったと思う。
当時俺は小学生で、初めて親抜きの友達同士で見に行った。
おおざっぱに言うと、プロのバレリーナ養成学校入学を目指す女性の話しなのだが、子供の俺が言うのはおこがましいが、
「がんばれ!」
と応援したくなり、
「良かったね!」
とうれし涙を流した記憶がある。
一人の女性が少しずつ成長していく姿は本当に心を打たれる。
ラストのダンス実演試験のシーンは圧巻。
バレエとはかけ離れたダンスかもしれないが、とにかく素晴らしい。そしてアイリーンキャラが歌う主題歌
「ホワット ア フィーリング」がダンスの素晴らしさを後押しする。
ああ、映画って面白いなあ。
あの時感動した少年は立派なおっさんになっちゃった。
そしていま、そのおっさんはその少年に感謝している。
映画を好きになってありがとう。
と。
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