mixiユーザー(id:2940172)
2019年10月25日12:18
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９月の読書
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続々と台風が来てダメージがどんどん大きくなるところも。先日高校のクラス会をしたけど、関東方面から来た方はちょっとドキドキみたいなこともあったようだ。まだまだ街路樹は青いけど、後輩が素敵な紅葉のカードを送ってくれたので、秋の室礼をパチリ。
まずは
の図書館で借りた本から
化物蠟燭(朝日新聞出版）木内 昇 (著)：久しぶりにすごく面白くて「巻を置くを能わず」というのかな、そんな感じ。名前から想像できるように怪談集だけど、最近多い「なんちゃらあやかしどうのこうの」というタイプではなく、何気に怖い感じ。「昨日、◯◯君見かけたよ」「えっ、彼って３年前に死んでるよ」的な怖さ。七つの短編。 「幼馴染は」あるある人間の怖さ。こういう、ずるくて自分勝手で、男にだけ受けが良い女の子って、昔はヘドが出るくらい嫌いだった
。年をとったのもあって、それしか能がない人、とおもって無視できるようになった。エライエライ。「夜番」はしみじみしていながら怖い。この中ではピカイチではないかと思う。
鳥肉以上鳥学未満（岩波書店）川上和人著：鳥肉を例に取りながら形態や生態の説明をするというスタイルで、知っていそうで知らない数々の話を満載。恥ずかしながら、最近まで「ぼんじり」という部位の料理があることを知らなかった私。鶏皮と肉の間にある脂肪は。とある実習をしてから全く食べられなくなった。だから、皮をはがした料理をする。例によって、硬軟使い分けない独特の語り口で、隠しネタが満載。身近な食物であるチキンからずいぶんいろいろ話題が展開するね。以前アメリカの入国審査の時「牛の肉は日本ではなんというの？」と聞かれて「牛たす肉。豚の肉は豚たす肉、鳥の肉は鳥たす肉。なんでも肉をつけたらOK」といって受けたよ。
加藤段蔵無頼伝�『�忍(双葉文庫)海道龍一朗著：「とび加藤」という二つ名で有名な伝説の忍者の話。強くて、悪くて、すごい、人だよね。結構分厚い文庫だけれど、楽しく読める。ボ〜ッと時間をつぶす時にはもってこいだ。続巻も楽しみ。
魔女 上下 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫) カミラ・レックバリ (著), 富山クラーソン陽子 (著)：とにかく本が分厚いので、1度に持って帰るには重すぎて２回に分けた。中身も十分長い上にややこしい北欧の名前で、登場人物というのを何回もチェックしていたので、読むのにすごく時間がかかった。最近脳細胞が死ぬ一方で記憶が留まりにくいのも原因だ。バリィ家の娘ネーアが行方不明になった。パトリックの頭を、30年前の事件が過ぎった。当時4歳のステラ・ストランドは行方不明後、惨殺死体で見つかった。バリィ農場は元ストランド農場で、ネーアも4歳。しかも、ステラ事件のときに未成年だったため逮捕されなかった容疑者マリーは、つい最近女優として撮影のため町に戻ったばかり。これに最近問題になりつつある移民問題が絡み←必要性は？の感じもあるが社会背景としての挿入だろう。それに何十年も前の宗教裁判に関わる話が挿入されるのもややこしい。読み終わるとふ〜っ。
まずは
の図書館で借りた本から
化物蠟燭(朝日新聞出版）木内 昇 (著)：久しぶりにすごく面白くて「巻を置くを能わず」というのかな、そんな感じ。名前から想像できるように怪談集だけど、最近多い「なんちゃらあやかしどうのこうの」というタイプではなく、何気に怖い感じ。「昨日、◯◯君見かけたよ」「えっ、彼って３年前に死んでるよ」的な怖さ。七つの短編。 「幼馴染は」あるある人間の怖さ。こういう、ずるくて自分勝手で、男にだけ受けが良い女の子って、昔はヘドが出るくらい嫌いだった。年をとったのもあって、それしか能がない人、とおもって無視できるようになった。エライエライ。「夜番」はしみじみしていながら怖い。この中ではピカイチではないかと思う。
鳥肉以上鳥学未満（岩波書店）川上和人著：鳥肉を例に取りながら形態や生態の説明をするというスタイルで、知っていそうで知らない数々の話を満載。恥ずかしながら、最近まで「ぼんじり」という部位の料理があることを知らなかった私。鶏皮と肉の間にある脂肪は。とある実習をしてから全く食べられなくなった。だから、皮をはがした料理をする。例によって、硬軟使い分けない独特の語り口で、隠しネタが満載。身近な食物であるチキンからずいぶんいろいろ話題が展開するね。以前アメリカの入国審査の時「牛の肉は日本ではなんというの？」と聞かれて「牛たす肉。豚の肉は豚たす肉、鳥の肉は鳥たす肉。なんでも肉をつけたらOK」といって受けたよ。
加藤段蔵無頼伝�『�忍(双葉文庫)海道龍一朗著：「とび加藤」という二つ名で有名な伝説の忍者の話。強くて、悪くて、すごい、人だよね。結構分厚い文庫だけれど、楽しく読める。ボ〜ッと時間をつぶす時にはもってこいだ。続巻も楽しみ。
魔女 上下 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫) カミラ・レックバリ (著), 富山クラーソン陽子 (著)：とにかく本が分厚いので、1度に持って帰るには重すぎて２回に分けた。中身も十分長い上にややこしい北欧の名前で、登場人物というのを何回もチェックしていたので、読むのにすごく時間がかかった。最近脳細胞が死ぬ一方で記憶が留まりにくいのも原因だ。バリィ家の娘ネーアが行方不明になった。パトリックの頭を、30年前の事件が過ぎった。当時4歳のステラ・ストランドは行方不明後、惨殺死体で見つかった。バリィ農場は元ストランド農場で、ネーアも4歳。しかも、ステラ事件のときに未成年だったため逮捕されなかった容疑者マリーは、つい最近女優として撮影のため町に戻ったばかり。これに最近問題になりつつある移民問題が絡み←必要性は？の感じもあるが社会背景としての挿入だろう。それに何十年も前の宗教裁判に関わる話が挿入されるのもややこしい。読み終わるとふ〜っ。
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