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2019年09月14日03:16

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盗撮の歴史について

盗撮はごくありふれた行為で昔から行われてきた。町中でのスナップ写真はその代表格だが、昔だとカメラを持っている人に限られていた。
また体育館における女子体操競技を望遠レンズを使っての女子選手の股間を狙っての撮影や、赤外線フィルターを使っての下着透け写真、赤外線フィルムを使って夜間の公園の盗撮などが流行し、そういった写真を扱う専門の雑誌まで刊行された。

ただ当時においては銀塩写真が全盛だったため、町のカメラ屋に現像およびプリントを依頼しょうとしてもプリントまではしてくれないといった事情のため、家庭用の暗室や現像セットそれに引き伸ばし機を購入して自家現像をする人が少なくなかった。
現像が不要のポロライドカメラはあったがその構造上、使われる目的が異なっていた。

家庭用のビデオデッキおよびビデオカメラの販売によって現像が不要となり、個人による動画盗撮の道が開けたが、動画を流通させる体制が整えられなかったために純然たる個人の趣味に留まった。
デジタル方式のカメラが一般化すると、町のカメラ屋にフィルムを持ち込む必要性がなくなり、カメラによる盗撮の新時代が幕開けしたものの、カメラを必要とするために盗撮は一部の人に限定されていた。

こういった状態が大きく変わったのはカメラ機能付き携帯電話で、その上位機種とも言えるスマホの大流行によって猫も杓子も盗撮に手を出す時代がやってきた。そのために「盗撮において心がけるべきこと」を踏まえずに盗撮し、発覚し逮捕される者たちが鰻登りに増えることとなった。

私のように古くからカメラに関わってきた者にしてみれば、「何というお粗末さか」と呆れるしかないが、技量はもとより知識さえないド素人の命運は何事につけても同じである。


■警部補がスカート内を盗撮か 任意で事情聴取 佐賀県警
(朝日新聞デジタル - 09月13日 21:43)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5788047
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