昼の現場は外に出ての作業がメインである。
だから、この猛暑で長時間、外にいるのは苦しみ以外の何ものでもない。
それで、何分か作業したら、建物の中に入り、熱中症になるのを防いでいる。
ちなみに、暑い外での作業をして建物の中に入った時に空調の涼しさを感じたら、天国にいる気分である。
それゆえに、外に出るのが億劫になってしまう。
ただ、この動きをあまりに繰り返してしまうと、作業の能率に支障が起きてしまう。
それをこの現場の責任者に相談したら、何かを取り出したのであった。
取り出されたのは水色の小さいマフラーのようなものであった。
これが何か尋ねてみたら、責任者はこう言った。
これを水に濡らして首に巻けば暑さをしのげる、と言うのであった。
正直、効果があるのかと疑ったが、とにかく試してみようと思い、翌日、使ってみた。
水に濡らし首に巻いて仕事の現場をやっていった。
確かに冷たくて体に冷たさを感じる。ただし、建物の中で巻いていればだが。
それを巻いて建物の外に出てみたが、汗が首のまわりで流れそれが冷たい空気に触れて冷たく感じるという感覚に似ていた。
最初はあまり気にしなかったが、時間が経てば経つほど、汗が首のまわりに流れている状態と変わらないと思うようになってきたのであった。
結局、これはあまり使えないと判断する。
しかも、もう一つがあった。
首に巻いているので、鬱陶しくなってくるのであった。
用意をしてもらって申し訳ないが、このマフラーのようなものは使わないことに決めるのであった。
結局、何分かやって、何分か休んで、というやり方でいくことにした。
暑さで大変だが、がんばっていこう!
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