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2019年08月07日05:37

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歴史は繰り返すのか

1943年2月、連合国軍の反撃が本格化して、太平洋における戦局の主導権が米軍に移行しました。日本軍はガダルカナル島を撤退、海軍連合艦隊司令長官山本五十六戦死、アッツ島の日本軍玉砕、出陣学徒の壮行会に象徴されるように、軍隊への召集、学生や市民の徴用・勤労動員が拡大した年です。

1925年、治安維持法が交付され、当時の書籍では共産主義運動などの取締が目的ということでした。一般市民には関係がないものと無関心だったのですが、戦争の激化とともに、あいまいな法律は歪曲され、社会主義・自由主義・労働組合・宗教団体・消費組合・産業組合・学会など広い範囲の言論・思想の取締強化になって市民も対象になったのです。

昭和恐慌から不景気になり、国民は不景気の脱出口として欧米を見習い同じことを他国へ求めていったのです。これは、軍部だけが悪いのではないでしょう。マスコミも駆り立て、国民が望んだ戦争への道だったのです。戦争当時を覚えているものが少なくなった今、歴史は繰り返すのではないのかと懸念しています。

安倍内閣と自民・公明は、過ちを繰り返そうとしているのかもしれません。私は、過去に「日の丸・君が代」あっという間に決まってしまったのには驚きました。百年まえの時代にタイムスリップするのではないのかと不安を憶えました。2002年の5月、国会で審議していた有事法制は現実になってしまいました。

疑惑ばかりがとりただされている米国同時多発テロの後、日本に圧力をかけてきました。これは国民の意志にかかっているのです。その時の小泉首相は、多くの女性と若い方の国民の支持得てしまいました。アジアで事変が起きた場合、有事関連法が発動され、自衛隊が力を持つようになります。自衛隊が関東軍のように暴走しないとも限らないのです。

すでに自衛隊は海外派遣されており、日米ガイドラインに基づく周辺事態法が制定されました。再び戦争に荷担して、滅亡の道を歩むのであろうか。今の幼い子供もやがては、そのまた子供も戦場に駆り出されることになるのは未来の子供たちは望まないのではないだろうか。

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