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2019年07月26日21:59

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布施明覚醒〜74年がピーク、渡辺プロの70年代〜あいざい進也デビュー

〜リリーズ、ゴールデン・ハーフスペシャル、トライアングル〜

さて、前回に続いて、短期集中連載、
渡辺プロダクション(以降、ナベプロ)について、
今回は日本歌謡界黄金期の1970年代。

‘60年代は、クレージーキャッツとザ・ピーナッツ
+3人娘(中尾、伊東、園)で持っていたが、
さすがに人気が衰えて来た。

それに代わってブレイクしたのは、
お笑い部門では、ザ・ドリフターズ。
正確に言えば’60年代終わりの69年からだが「8時だよ!全員集合」
「シャボン玉ホリデー」でクレージーキャッツにザ・ピーナツが
花を添えたように、ドリフと絡んでコントをやったのは
ナベプロの小山ルミ(一時、カトちゃんと噂になった)、
ゴールデン・ハーフのエバちゃん、
フォト
そしてキャンディーズ。

同プロの歌手である布施明や、クールファイブの前川清も
コメディの才能があるところを見せた。
特に前川清の天然ぶりは見事だった!あせあせ

カラオケ歌手では、60年代中盤から活躍していた森進一、
そして71年ソロデビューのジュリー、さらに実力はありながら、
今一つブレイクしなかった布施明が74年に覚醒!

この3人が74年、75年、77年にレコード大賞、
日本歌謡大賞を始め、各歌謡大賞を総なめ。
日本歌謡大賞だけならジュリーが73年に初受賞。

74年のレコード大賞争いは、森進一の「襟裳岬」、五木ひろしの「みれん」
沢田研二の「追憶」、布施明の「積木の部屋」の四つ巴だった。

また、この年、梓みちよが「二人でお酒を」で復活。

作詞:山上路夫、作曲:平尾昌晃。

アンルイスも、デビュー4年目に、やっと「グッバイマイラブ」をヒット。

作詞:なかにし礼 作曲:平尾昌晃

期待の新人、テレサ・テンとあいざき進也がデビュー(右画像)

手(チョキ)74年ナベプロ歌謡部門、最良の年、最後の年だったのでは!?
ちなみに、アン・ルイス、あいざき、そして私は同じ学年。
1974年、18歳か!?良かったなぁ。あの時は!(遠い目)

飛行機新人の方は、、
71年、前述のアンルイス、小柳ルミ子、天地真理
がデビュー。小柳は同年レコード大賞最優秀新人賞。
真理ちゃんは、72,3年人気絶頂期。

純然たる新人ではないが71年、台湾ですでにスターだった
欧陽菲菲のマネジメントをしてレコード大賞新人賞
(5人のうちの一人)を受賞させている。
それから73年の香港のアグネス・チャン(73年同賞受賞)、
74年の台湾のテレサ。テンとアジア歌手が続いた。

72年に伊丹幸雄、山口 いづみをデビューさせたが、パットしなかった。
伊丹は「新・御三家」になれず、山口は女優としてブレイクしたが。

あと73年デビュー組はキャンディーズ、
あべ静江もこの年、デビューで過去にナベプロ所属とあったが、
最初から同プロだったのか不明。その年はあべの方が売れたが。

74年は、前述のテレサ・テンとあいざき進也、太田裕美と、
毎年新人をデビューさせているが、ヤングアイドル輩出では、
もう他のプロダクション(特にホリプロ)に負けていたもうやだ〜(悲しい顔)

ナベプロって、70年代は
71年に小柳ルミ子がレコ大最優秀新人&日本歌謡大賞新人賞2名
の内一名に選ばれ、その後、アグネス・チャンが日本歌謡大賞新人賞
を取ったが、78年まで、最優秀新人賞に無縁だったんだ。

75年以降デビューしたのは三木 聖子、五十嵐 夕紀、石川ひとみ、
桑江 知子が、最後の79年レコード大賞最優秀新人賞を受賞したが、
翌年、田原俊彦、松田聖子らに駆逐された。

目73年、「紅白歌のベストテン」事件
日本テレビが月曜の夜8時に放送していたヤングアイドル中心の
歌番組にナベプロが「スターオーディション番組」を放映。

怒った日テレは、ナベプロ歌手(ジュリー、天地真理、小柳ルミ子、
アグネスチャンなど)を「紅白歌のベストテン」に出さなくなった。

でも、ナベプロのアイドル抜きでも、アイドル歌謡番組
は成立したということだ。
その番組(というかその頃)、アイドルは「新御三家」+フォーリーブス、
女性は南沙織、麻丘めぐみ、浅田美代子、そして続々新人が登場してきた。

ナベプロがその時、発掘したのがあいざき進也。
あいざきも、1956年度生まれ、この学年はトップスターになれない運命なのか?

ジャニーズ事務所の日記で、70年代後半は同事務所の「暗黒期」と書いたが、
ナベプロも往年の力を失っていた。

この写真、75年の正月だと思うが、その後、
フォト

ピーナツ引退(75年春)、アグネス休業=カナダ留学(76年)
真理ちゃんも休業(77年)、キャンディーズ引退(78年春)、
テレサ・テンは香港、他のアジア諸国に活動。
とスターが年々、抜けて行った。
それに代わる女性歌手は、太田裕美くらいだった。

往年のスターが引退して、その後継アイドルを作ったが
上手く行かなかった。
○ゴールデン・ハーフ→ゴールデン・ハーフ・スペシャル
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○キャンディーズ→トライアングル
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○ザ・ピーナツ→リリーズ
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先代が大きすぎたきらいがある。

お笑いでは、ハンダースをポスト・ドリフターズに
しようとしたのかな?
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また、続けて80年代のことを書こうと思ったが
次回に、日記は短めに。ネタは温存。



吉本は、まだ揺れているね
位置情報宮迫「2000%ない」吉本は契約解消撤回を撤回か
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5723056
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