今日のネットのニュースを見ていたら、
「ローマ皇帝ネロの黄金宮殿、「秘密の部屋」を発見」との、
AFP=時事の記事がありました。
多くのローマ皇帝の中で、最も有名なのが暴君と呼ばれるネロではないかと思います。
本当にネロが暴君だったのかどうか、色々な評価があるかも知れませんが、
その治世の前半は、哲学者セネカの起用などにより、
それなりの政治を行っていたようです。
紀元64年のローマの大火の後の被災者の救済やローマ市の再建は陣頭指揮で進め、
ネロに批判的なタキトゥスなども一応の評価をしています。
初代のローマ法王である、キリストの弟子のペテロを処刑している事から、
キリスト教圏では、暴君としています。
更に、実母の小アグリッピナとの近親相姦など、
性に関する噂が多数ある事も間違いありません。
この下地があるので、「秘密」に飛びついてしまうのですが^^
黄金宮殿も、目をひく言葉です。
これはドムス・アウレア(Domus Aurea)で、そのままの名称です。
前述のローマ大火後64〜68年にネロが建設した宮殿で、
建物と庭園、人工の池を配し、敷地は50haとも150haとも言われています。
ネロが68年に死亡した後、104年に宮殿は火災に遭い、
その敷地は次々と公共建築用地に転用され、急速に消滅しました。
例えば、池のあった所には、コロッセオが建築されています。
現在まで比較的まとまった状態で残っているのは、
トラヤヌス浴場を建設する際に埋められた、
東西220m、南北70m程度の部分だけとの事です。
今回の発見は、修復作業中に発見され、
きめ細かなフレスコ画で飾られていて保存状態も良好で、
部屋は、ケンタウロスやギリシャ神話の神パン(Pan)などの
神話に関する絵で彩られ、
「紀元60年代のローマの雰囲気」を垣間見ることが出来るとの事です。
下記アドレスに絵の写真がありますので、宜しければご覧下さい。
https://www.afpbb.com/articles/-/3224521
ローマ帝政初期の壁画としては、
79年にベスビオ火山の噴火で埋もれたポンペイのものが有名です。
ポンペイの壁画が庶民の素朴な感じなのに対して、
黄金宮殿の壁画は、洗練された感じがしました。
バスケットボールのB1のチャンピオンシップトーナメントの決勝、
アルバルク東京対千葉ジェッツの対戦は、
アルバルク東京が優勝して終わりました。
試合を観ていましたが、千葉の選手が堅かったような気がしました。
シュートの確率も悪かったですね。
僕は、千葉に勝たせたかったので、
19点差を2点差まで追い詰めた時には、千葉かと思ったのですが、
東京がよく持ちこたえたと思います。
それだけ力は紙一重なのでしょう。
これで、Bリーグは本当に終わりました。
ログインしてコメントを確認・投稿する