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2019年05月11日21:51

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ネロの秘密の部屋・・・

 今日のネットのニュースを見ていたら、
 「ローマ皇帝ネロの黄金宮殿、「秘密の部屋」を発見」との、
 AFP=時事の記事がありました。
 多くのローマ皇帝の中で、最も有名なのが暴君と呼ばれるネロではないかと思います。
 本当にネロが暴君だったのかどうか、色々な評価があるかも知れませんが、
 その治世の前半は、哲学者セネカの起用などにより、
 それなりの政治を行っていたようです。
 紀元64年のローマの大火の後の被災者の救済やローマ市の再建は陣頭指揮で進め、
 ネロに批判的なタキトゥスなども一応の評価をしています。
 初代のローマ法王である、キリストの弟子のペテロを処刑している事から、
 キリスト教圏では、暴君としています。
 更に、実母の小アグリッピナとの近親相姦など、
 性に関する噂が多数ある事も間違いありません。
 この下地があるので、「秘密」に飛びついてしまうのですが^^

 黄金宮殿も、目をひく言葉です。
 これはドムス・アウレア(Domus Aurea)で、そのままの名称です。
 前述のローマ大火後64〜68年にネロが建設した宮殿で、
 建物と庭園、人工の池を配し、敷地は50haとも150haとも言われています。
 ネロが68年に死亡した後、104年に宮殿は火災に遭い、
 その敷地は次々と公共建築用地に転用され、急速に消滅しました。
 例えば、池のあった所には、コロッセオが建築されています。
 現在まで比較的まとまった状態で残っているのは、
 トラヤヌス浴場を建設する際に埋められた、
 東西220m、南北70m程度の部分だけとの事です。

 今回の発見は、修復作業中に発見され、
 きめ細かなフレスコ画で飾られていて保存状態も良好で、
 部屋は、ケンタウロスやギリシャ神話の神パン(Pan)などの
 神話に関する絵で彩られ、
 「紀元60年代のローマの雰囲気」を垣間見ることが出来るとの事です。
 下記アドレスに絵の写真がありますので、宜しければご覧下さい。
 https://www.afpbb.com/articles/-/3224521

 ローマ帝政初期の壁画としては、
 79年にベスビオ火山の噴火で埋もれたポンペイのものが有名です。
 ポンペイの壁画が庶民の素朴な感じなのに対して、
 黄金宮殿の壁画は、洗練された感じがしました。

 バスケットボールのB1のチャンピオンシップトーナメントの決勝、
 アルバルク東京対千葉ジェッツの対戦は、
 アルバルク東京が優勝して終わりました。
 試合を観ていましたが、千葉の選手が堅かったような気がしました。
 シュートの確率も悪かったですね。
 僕は、千葉に勝たせたかったので、
 19点差を2点差まで追い詰めた時には、千葉かと思ったのですが、
 東京がよく持ちこたえたと思います。
 それだけ力は紙一重なのでしょう。
 これで、Bリーグは本当に終わりました。


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