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2019年03月31日20:16

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平成もあと一カ月

明日には新しい年号が発表される。昭和は遠くになりにけり、もうびっくらぽんだよ。気分はもうオジーちゃんだな。新しい年号は何になるのか。いっそ「改憲」にしちゃったらどうよ、なんて思う。

個人的に10連休の一番大きな影響としては車を買ったこと。今の車はプリウス、もう9年間で11万キロ以上乗って、この秋に車検も切れるし消費税が上がる前に買い替えのつもりではいたんだけどね。次の車はトヨタのシエンタの5人乗りにしようとは決めていたんだけど、商談は夏になったら行くかってぼんやり思っていた。でもこの間キーのバッテリーが不足ですってディーラーに電池交換に寄って、車の買い替えの話が出て、そしたらシエンタは人気なので、現時点で納車4か月待ちですって。これで5月の連休を越えちゃうと半年待ちになっちゃいそうです、そしたら車検の期限も越えてしまうかもです。と、うまく営業トークに乗せられた気もするけど、まあそれなら仕方がないかって契約しちゃった。納車は4カ月先、車が来るのは8月の頭だっていうから、高い買い物をしたっていう実感は全然なくて、半分騙された気分なんだけどね。ま、いっか。

そのトヨタの営業の彼氏とはもう10年近い付き合いになるが、この春はなかなかドキドキものだったそうだ。同じトヨタでありながらトヨペット、ネッツ、カローラと系列店が分かれ(レクサスはまた別物らしい)、売っている車も実は給与体系も違うというのが、今までどうもよくわからなかったのだが、この春からは売る車も統一して系列店の統合、スリム化を進めるということで。

それって要はリストラなんじゃないのと言うと「まあそうですね…」と暗い顔をしてた。「なんかトヨタで新しく人材派遣会社作るそうで、そっちに飛ばされたりしたら目もあてらんないすよ」と。幸い彼はここでの人事異動からは逃れ、あらためて担当をさせていただきますとほっとした表情をしていたが、同じディーラーの社員の3分の1近くが異動になったとのことで。天下のトヨタもついに(世間的には目立たないが、実質上の)リストラを始めたかと。営業の彼氏も、まだ子どもも幼いし大変そうだ。40,50と2度もリストラの目にあった自分としては特に同情もしなかったけどね。

だいたい40〜64歳のひきこもり状態の人が全国に61.3万人いるなんて内閣府がついこの間推計を公表していたが、外国人労働者の受け入れを法案で通した後でこういう数字を発表してくるところがいかにも汚いやり口と思ってしまう。もともとは小泉政権の時に終身雇用制度を破壊して、民主党の悪夢の政権時代に非正規雇用でしか就職できなかった世代が、日産のゴーンとかにリストラされまくって苛めぬかれたのがこの数字ってことなんじゃないの。大企業だけが生き残ってアベノミクスを謳歌して、テレビは毎日バカ騒ぎばっかりで、“多様な働き方”なんてお洒落なイメージのCMが流れると、本当にムカつくんだよな。

今週の映画は「地獄の黙示録」((監督:フランシス・フォード・コッポラ/出演:マーロン・ブランド、ロバート・デュバル、マーティン・シーン)を観ました。「ゴッドファーザー」シリーズで世界的成功を収めたコッポラ監督が、1979年に発表した傑作戦争映画。ジョゼフ・コンラッドの小説「闇の奥」を原作に、舞台をベトナム戦争下のジャングルに移して戦争の狂気を描き、第32回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞。BSでやってたのを録画したのよ。

黒澤明監督の「七人の侍」やS・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」などと並んで映画という媒体の最高峰に位置する映画。アメリカ人の狂気、傲慢さ、自己正当化といったものがこれでもかと描かれた傑作。ワルキューレに乗せてのヘリ部隊の爆撃とか、プレイボーイガールのシーンとか名シーンのオンパレード。なのだがあれ?ラストがどうも記憶と違う。コッポラ監督自身の意思によって削除されたものだそうだが、あのインパクトあるラストを削ってしまっては、どこか収まりがつかない感じがしてしまって最後の最後で消化不良が残ってしまった。

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