mixiユーザー(id:8700804)

2019年01月20日05:02

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コストを抱えよ!

労働者不足での倒産件数が増えている状況の中、外国人労働者の増加を求めている日本でありますが、実情は「低コスト」の労働者を…という考えが見え隠れしているように感じてなりません。

若くて未熟な者を育てる事、経験は豊かでも機能の衰えが有る高齢者の存在、病気や障害のある労働者などへの対応…等々は面倒であり、コストがかかるだけで不利益なだけ。

もしも企業側がこのような理念しか持たないのであれば、外国人労働者が増える事になる日本の未来は悲惨な事になります。

私は外国人労働者に反対しているわけではなく、異人種、異文化との交流には、むしろ賛成する想いが強いのですが、社会貢献によって資本家も労働者も互いの豊かな生活を目的とするという確固たる理念が無いままでは、いずれ大きな問題が発生するのではないかと心配しているのです。

すでに「言葉を話せる事」が条件の1つ上げられておりますが、未熟者の教育へのコスト削減を考えている証拠、日本人に対しても「即戦力」を求めていますよね。

目先の表面的な利益だけでなく、面倒をかけたモノほど価値があるという事を、思い出して欲しいところです。

今は資本家の自己の利益追求がピークになっている社会、我々持病のある者が生きづらいのは当然でしょう。

何しろ最初から大きなコストを抱えているのと同じですから、競争に勝てるはずもなく、コスト削減を求めるだけでは、不正が暴露しつつある大企業と同じような過ちを繰り返してしまうだけでしょう。

世の中で最もコストがかかるのは「子供を育てる事」であり、とても面倒な事だけれど、人類にとっては最も大切な事でもあると思います。

まともに子供が育たないようになれば、人類は滅ぶしかない。

出産に育児、教育する為の最適な環境を追い求める事こそが、人が幸せになれる第一の条件ではないかと私は考えます。
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