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2018年12月26日01:14

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皇居マラソンクリスマス特別

12月24日クリスマスイブ・・
最近めっきり盛り上がらなくなったクリスマスイブだが、今年はなんと、皇居マラソンクリスマス特別なるものに参加。
親子マラソン5kmである。
息子との参加は先月の月例赤羽マラソン以来2回目。これだけメジャーな皇居マラソンだが1回も走ったことはなく、息子と参加してみるか、となったんだがそれがたまたまクリスマスイブの特別企画だった。
調べてみると、皇居マラソン大会というのは毎週のように開催されており、今まで皆が皆勝手に走っているもんだとばかり思っていたが、大会としてやっていたのね。それでクリスマスイブなので特別なことをやるんだと思って何となく楽しみに参加してみた。

朝の8時半に桜田門で受付開始。僕らは8時ちょいすぎに到着したのだが、別に受付の窓口らしきものはなく(こういう大会はだいたいテントが用意されている)、スタッフらしきのが10数人程度チラホラ。
本当にここ、受付なの?と疑心暗鬼を覚えるも、まだ時間が早いので、桜田門外やら二重橋やらを一通り見学する。これだけ長いこと東京にいながら、皇居の中って初めてだなーと妙に感慨にふけったり。桜田門外は、かの桜田門外の変で井伊直弼大老が暗殺されたんだよなーなんて感傷に浸りたいところだが、この日は突風で体感温度が著しく低く、寒い・・
そうこうしているうちに、受付が始まったのだが、スタッフがただ4,5人並んで立っているだけで、エントリー者がいるんだかなんだかよくわかんない状況。
受付の人に、「親子マラソンなんですけど」というと、「それ、隣だと思います」と予想外の返答で、隣をみると、さらにスタッフらしき人が数人いた。
こっちに話したらエントリーは無事にできたのだが、どうも、私たちが参加する大会のほかに、「ハッピーマラソン」なるものも開催されているみたいで、「あっちは違う大会なので間違えないよう気をつけてください」と言われる。
ウーム、2大会も同じ場所で開催もなんだかなーと思うが、それにしても2つあわせてもこじんまりしすぎている。
私たちの大会は、参加人数400人だかってホームページに書いてあったように記憶していたのだが、どうみても30人くらいしかいない。で、うち、20km、20kmリレー、15km、10km、5km、5km親子、と種別が別れているんだが、最初にスタートした20km、20kmリレーの組み合わせなんか、10人くらいしかいなかったんじゃないか?
で、スタッフの「よーい、スタート!」という拡声器も何もつかわない地声の掛け声でしんみりとスタート。周りからチラホラ、「いよ!ガンバレー!」と掛け声がかかり、地味な開始である。
んで、それから15分後に、15km、10km、5km、5km親子が同時スタート。こちらは何だかんだと50人くらいいたのかな?
親子チームは、ちっちゃい子ばかりで、ウチの小6の息子などかなりでかいほうである。
なお、スタート前に、スタッフより「サンタなどのコスプレは禁止です」などという注意があったため、サンタの帽子を用意していたカップルは、「えーマジー!」と泣く泣くサンタの帽子をしまっていた。
でまあ、普通のトレーニングウェアを着た面々が一斉スタート。これ、どこをもって「クリスマス特別」なんだろう・・??

さて、まあそんなこんなで、マラソンはスタートを切ったのであった。
前回の赤羽マラソンから、数回息子とトレーニングを行い、1回につき7kmほどの走り込みを行った。前回は5km36分台だったので、今回は一気に30分切りを目標とした。
息子もだいぶ張り切っていて「おとうちゃんに勝つ!」などと意気込んでいたんだが。。
スタートしてから間もなく、バテはじめる。やはり、レース本番の緊張で、体力あっという間に消耗しちゃうのねえ。
それでも健気に頑張る息子にちょっとホロっとくるもんだが、おとうちゃんは残念ながら、本格的なハーフマラソンなどに参加したりしているため、ちょっとレベルが・・
走っていて、他人に追い抜かれたりすると火がついちゃうもんだが、その衝動をグっと押し殺し、息子を何とかゴールまで走らせねばならない。
クネクネ走行やら逆さ走りやらをやりつつ、何とか速度を抑えていたので、さぞ他のランナーは迷惑だったろう。
休むところと、あげるところを適宜指示しながら進むのだが、なかなか本人は頑張っているんだが思うようにいかない。
途中、小3くらいの男の子の親子と、何となくのデッドヒートがあったものの、その親子は完全に遊び感覚で出ていて、何か余裕綽々。で、結局あっちのほうがマイペースで突き放しぎみではあったんだが、千鳥が淵の交差点に向かう道が上り坂になっていて、ここでその子は止まってしまう。バテたというより、飽きた、という感じ。ちょうどいいところに給水所があったため、そこで水飲んだりしていた。
そこをバテながらもマイペースを貫いていた息子が、ようやく追い抜き、その後はその親子は見えなくなったので、恐らく追いつかれはしなかったと思う。
千鳥が淵の交差点あたりに「あと2km」の看板持っているおばちゃんが立っていたので、「おい頑張れ!もうすぐだぞ!」といいつつも、「あと2kmあるのか・・」と心配になる。
半蔵門あたりから、今度は下り坂になるので、「よし!ここで稼げ!」とスピードアップを促す。さすが、7kmのトレーニングをしてきただけあり、最後のギアはあがってくるはずだ、と思ったのだが、ここで思わぬ伏兵。
小1くらいの女の子とお母さんの組み合わせが、ここあたりで追いついてきた。
かなりペースを落として溜めていたみたいで、ラスト1kmあたりからあげてきたようだ。
僕らもその作戦だったら、ここら辺で一発スパート!となるんだが、残念ながら息子はいっぱいいっぱいっぽい。結構ギリギリで走っていた。
でまあ、小6の男の子が小1の女の子に負けては屈辱だろうと思い、何とかスパートを試みるが、乗り切れない。そうこうしているうちに、小1の女の子、桜田門が見えてきたあたりでダッシュ。速い速い!
「おお、速いねえ!」と感心し、ちょっと僕の足を加速させて追い抜かして「ほら、頑張れー!」と声をかけたら、興奮しちゃって、さらに加速。彼女はお母さんを置いてそのままゴールへと突き進んでいった。
後ろをみると、息子も「負けてなるものか」の猛ダッシュをかましているが、息があがっている・・
ただ、ゴールが見えると「あと少しだ」という思いから精神的負担が軽減されるもので、ダッシュが持続するのだ。ここら辺が、やはり鈍足の彼も若い。体力の底力は私たち中年よりもあるんだろう。ゴールまでダッシュで駆け抜けた。が、残念ながら女の子を捉え切れなかった。

結果⇒36分25秒 20組中13位

結局、赤羽マラソンのタイムを縮められなかった。まあ今のところここが実力だろう。
まずは、35分切りが目標かな。多分、覚醒すると一気に30分切るとは思うんだけどね。
ちなみに、赤羽はビリから3番目だったんだが、あっちは、レベル高かったってことね。もっとガチなレースだったんだ。
僕のイメージでは、月例でその日にいきなり参加できる赤羽マラソンより、これだけメジャーでバッチリ事前申込みが必要な皇居マラソンのほうがレベル高いと思っていたんだが、周りの人のレベルなどをみても、今までで一番低かったような・・(参加者の人、この日記読んでいたらゴメンナサイ・・)
確かに、赤羽マラソンのような大会は、もっとビッグレースに向けて調整で参加する人が多いからだな。と妙に自己解決。
で、記録証を貰ったらさっさと退散。10時半にもなっていない。朝のちょっとした運動だった。
クリスマス特別って銘打っていたのに、妙にショボい大会だったが、なんだかほのぼのしてて、気温は低かったけど温かい気持ちになった。

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