mixiユーザー(id:12645834)

2018年11月18日15:37

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アナログコンピュータっていうのがあった

むかしのコンピュータ、私が学校を卒業する頃はまだ、デジタルコンピュータとアナログコンピュータが生きていた。デジタルコンピュータが2進法をベースにビットのON/OFFで計算することに対して、方程式の問いを電圧に換算して、答えも電圧として返してくるもので物理量に置き換えられれば関数の解析が比較的わかりやすいものだと言われていた(自分はもう直接触ったことはない)。現在はデジタル式がほとんどだけど、建物の構造計算が実現できたのはコンピュータのおかげだって言われていたよね。霞が関ビルができたのは自分が中学生のころだったか?建設中の階数が大書されて都電の窓から見えた覚えがある。この時に、柔構造と鋼構造のどちらが地震に強いのかという議論に終止符を打ったのがコンピュータによる構造計算だったという逸話が残っている。この時に使われたのはアナログコンピュータだったはずだ。
アナログコンピュータにはそれなりに用途を特定すれば有効なツールだったんじゃないのかと思う。これから、画像解析やビッグデータによる傾向解析なんかにはアナログコンピュータが有効じゃないのかと思うときがある。(デジタル処理だと画像なんかのアナログデータは情報量が多くなりすぎちゃうからね。写真だと不要なゴミみたいな部分まで、音楽なら雑音までファイル量を食っちゃう)
上野の国立科学博物館で明治150年記念「日本を変えた千の技術博」が開催されている。きっとこの辺りの展示もあるんだろうから、覗いてみたいものだと思った。

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