三十四日目の日記。

さて、三十四日目である。カウントも面倒臭くなってきてはいるが、慣例なので続ける。本日は昨日に引き続き妻が夕飯が要らない。明日が健康診断なので夕飯を抜かなければならない為であり、ならば目の前で飯食う事もあるまい、という訳で外食して帰る事とする。何を食うべきか。仕事終わりのこの時間が実は最も腹が空かない。疲労が先に立ってどうでもよくなってしまうのだ。無論腹が空かぬ道理は無いので一口でも入れたら途端に空腹を自覚する程度のものであるが、それでも矢張り気ぶっせいである。結婚以来、帰宅は「さて、何を作るか」の思案の連続であり、自身の空腹は割とどうでもいい。「あの酒呑みたい」とか「白ワインに合う飯は」とかの欲求があれば話は別だが、作るのがメインになるとどうもモードが異なる。結婚前は今日のような状態が主だったのだがなぁ。矢張り環境の変化は心情の変化にも密接に繋がるものである。まぁ料理は趣味の範疇であり、プラモデルや本棚作るのと余り変わらないので、別に偉そげな話では無いし（つうかそうなら書かないだろうな（笑）。如何に誰も読まない日記とは云え）。なんか、明日何を作るか考える方が早い気がして来た。そろそろ駅に着くが、まだ何を食べるかは決まっていない。