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2018年10月05日12:02

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民主党政権と言う失敗をリカバリーしよう

前回に引き続き、民主党政権と言う失敗のお話。
今回はリカバリー、ですね。

民主党政権あるいは民主党は失敗ではない!と言いたい人もいると思いますが
ならばなぜ、分裂し弱小政党の集団が多数できたのか?
複数の少支持率の政党が乱立する事態なのか、安倍憎し以外の理論で言えないと
意味はないのですね。

で、実際には彼らの政権運営がダメだったからです。
政権素人を指摘されても受け入れず、マスコミにおだてられて失敗した
と言う事を基本の軸に考え、その失敗の銃爪を引き加速させたのは大衆で
その大衆は、マスコミの煽り記事に踊らされた。

この基本ラインを抑えないと、多少のことでは動じない政権経験が長い
自民党なんぞに対向できる政党を作るなんて無理なんですね。

では、この民主党政権という失敗をリカバリーする方法はなんでしょう?
まずはメディアの体質の改善をさせないといけません。
要は新聞社もテレビ局も大企業となったところが腐敗し、拝金主義になった
と言う事ですね。

元々、新聞や放送局も企業ですから拝金主義、と言うか利益を出すことを
考えないと会社が持続できません。
ただし、新聞社も放送局も公共の利器であるとして割と優遇されているし
政府や行政が中々口を出せない形になっているのも事実です。

公共放送と言う事実上の国営放送のNHKでもその利益至上主義になり
公共放送の役割をなしてないと言う批判もされているのはありますし、
民放テレビ局は数十年前には日本人をバカにする、一億総白痴化なんて事が
かなり言われていました。

現状を観ると否定できませんね。

その状況がある為に、まずはするべきは右派、左派、安倍支持・不支持等を
問わずに、マスコミに対して問題は問題だとして批判する姿勢が必要となる
なんて考える事ができます。

何度か言ってますが、マスコミは安倍晋三であれば例え人を救っても叩くでしょうし
反安倍サイドならば大量虐殺をしても褒めるでしょう。
そういう偏りは今現在否定できない状態ですし、野党(非自民党)を褒めそやし
多少の問題は目をつぶり、問題発言等も聞かなかった事にする状態で新メディアたる
ネットで拡散されるのが今の状態です。

過去に、というか今もネットで真実を知った!なんて言う人もいるしそれを
批判してバカにする人もいますが、このネットで真実を知ると言う現象は、
実際にマスメディア=レガシーメディアが隠す情報が存在する以上は完全に
否定すること事態が隠蔽と言われても仕方ない状態なのですね。

これまで、マスコミを信じてたところが裏切られ、前より酷い状態を経験したら
それは当然、マスコミへの批判になりますが、同時にマスコミは直ぐに掌を返し、
自分たちが推しまくったにもかかわらず、それが悪い!と言い出します。

民主党政権もそうですが、実は原発だってマスコミが推進してたのは大きいです。
例えば、王選手(当時)を使って原子力なら後楽園球場を一円玉程度の燃料で
電力がまかなえると言う宣伝をしてみたり、クリーンエネルギーとしての原子力を
朝日や毎日だって推進してたのはあるんですね。

50代や40代後半の人は覚えているかもしれませんが学校の掲示板にはられた
壁新聞なんてのは朝日新聞か毎日新聞のが大半ですが原子力の平和利用てことで
ものすごく推していたのはあるでしょう。
しかし、反原発運動が主流になるとやはり掌を返していままでずっと脱原発!
みたいな顔をするのですね。

そういう部分は、マスコミしか情報源が無い時代には通用したかもしれませんが
今のような時代では無理です。
それでも同じ様な事をするから捏造ですとか偏向だとか言われるわけですね。

だからネットで批判され、検証され時に嘘を暴かれてなんて事が多発すると
ネットを黙らせようと規制論を持ち出す事になるんです。

ところがこれはネットの時代だけではなく過去にも起こってるんですね。
たとえば、KYとサンゴに落書きして有名になった朝日新聞の事件も同様に
市井の声、民間の行動によって暴かれていると言って良いですし、それによる
朝日新聞を追求する事も起こったりなんかある次第です。

と言う事は、メディアは新聞やテレビやラジオしか情報の発信源でしかない時代でも
必ずしも絶対ではなかったのですね。
むしろ、ネットがなければミニコミ誌や手作り新聞等と言ったものが活躍し、
人々にはたらきかけていた時代が有ったりしたわけです。

過去にマスコミ=新聞社や放送局が無敵を誇った時代ってのは軍閥を作り、
最終的には大政翼賛会を構築した当時の新聞社がその力があった、と言う事になり
普通に考えて、戦争に邁進したのは新聞社やんけ!な事になったりしますが、
メディアは、この「メディアの闇」を自ら省みない限りは改善は難しいと思うし
それを省みさせるのは大衆のちから、と言う事になります。

メディアは第四の権力、と言われていますが(誤訳とも言われている)、現在は
その権力を監視する仕組みが機能してません。
メディアによる宣伝で、政府が持つ権力、国家に対する権力こそが悪!となっている
と言う図式は根強く民衆意識として残っていますから、この第四の権力たるメディアを
監視する事ができる第五の権力ともなるのはネットであろう、と。
同時にそれはいろんなモノが混在する現実の窓口と表現の場であって規制することは
その他の権力による弾圧なんだ、と言う意識を育てないとダメな事なのですね。

事実、民主党政権誕生時に、大衆は即民主党を批判する対象にしました。
なぜなら政府行政と言う、権力の塊になったからですね。
それに対して、権力=政府の監視システムを謳っていたマスコミが批判を封じ、
ご祝儀期間を作ったことにより、民主党はそれこそまっとうな政治の出来ない集団へ、
と変化したわけですね。

つまり、民主党政権の失敗のリカバリーとはメディアや報道を生業とする人達や
会社が、正しくそれを実行できるようにメディアや報道の監視者である民衆が、
ちゃんと批判する事が必要、と言えなくもない事なのです。

そして、その点では本来の左翼がちゃんと活動して居た時代にはガリ版刷りであろうと
街頭宣伝活動であろうと行っており、巷で広められたように右翼が暴力をなんて事もなく
話し合い(対話ですなw)や言論で対処する方法をもって居た時代への回帰なんて事も、
言えなくもないと思う次第なのでした。

今のように左派やリベラルを名乗る人達が、誰かを絶対悪の巨悪、それこそ
ゲームのラスボス大魔王みたいな感じで想像してヒステリックに叫ぶ状態では
メディアの改善は望めないですね。
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