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2018年10月03日10:43

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民主党政権と言う失敗を考えよう

沖縄で県知事が玉城デニー氏になって、浮かれている朝日新聞なんかがいたりしますが
沖縄の声!民意を聞け!!とか言う社説を書いたそうで。
でもその論理だと、沖縄の市長等には政府与党系も居る訳ですし、基地推進派もいます。
つまり、県知事は各市における民意を聞き、それに配慮する事ができなければ朝日新聞は
一方の民意無視を認めて他方に求めると言う偏向と言う事になりますね。

こういった事がまかり通るのはもう殆ど無いとおもってたりする人も多いかと思いますが
地方によってはまだ新聞やテレビの影響力が強いところがあり、情報が偏り考えが一方的
なんて事になってる地域がありますね。

これを、メディアの洗脳と言ったりもします。
この様な言い方をすると、ネトウヨの負け惜しみと言う人もでるかと思いますが
この言葉は、メディア論などを習うとでてくる事もあります。

元々は、主にCMにおける印象の操作や露出を多くすることでの好印象の醸成なんていう
実際はどうであれ人の考えや志向に影響を与えるような事から出てきた問題としての
メディアの洗脳ですが、戦後はマスコミにおける世論の誘導等も含めて一方的あるいは
どちらかに肩入れした状態でありながら、正当な中立の情報である、として受け入れられ
世間が偏ってしまう事に対する批判と、またメディア内部の反省として出てきた言葉、
なんてのがあるんですね。

ただ、困ったことにこのメディアの洗脳は暴走すると抑えるべき主君が存在しない、
と言う問題を抱えている為に、それは世間と言うか社会を混乱させるだけの存在になり
事態を悪い方向へ向かわせるだけになります。

その一つとして、2009年の政権交代騒動がある、と言っても良いと思います。
当時は、リーマンショック等も含め世界的に経済や社会が非常に不安定な時代ですが
メディアは反自民に染まり、世界と言うマクロでモノを考えずにとにかく自民党を
蹴落とす事だけ考えました。
その時に発生する、社会不安等の問題を考えずにです。
選挙等は政治空白を作るので危機的状況の時は、政局を安定させ社会の混乱を防ぐ
と言うのがメディアの仕事の一つに数えられているのだそうですが、この時は
メディア総出で社会不安へ突っ走る方向へと向かったんですね。

これもメディアの洗脳なのですが、メディアの洗脳の連鎖反応と言うか
継続された洗脳の結果、と言えなくもないのですよね。
この時点でのメディア内部の人達は、過去に反自民というか反政権、反権力、
と言うのがトレンドだった時代の記者達の報道や記事、扇動にさらされた世代が
中心になっていますから、反権力でなければ行けないと言う概念が出来てます。
この概念のママ、報道に入れば反権力報道が絶対正義になってしまうのですね。

メディアが自分たちの力を誇示する為にやってきたいわゆる偏向報道というのが
次世代のジャーナリストやノンフィクションライター等の芽を潰して行き、
日本のたちゃんとした報道やジャーナリズムを殺した、とも言える状況です。

ただしそれには責められない一面もあり、その時代の報道はベトナム戦争のみならず
中東戦争や、中国の侵略等の問題を報道し、反権力である事に意義があった時もあった
と言う面があるからです。
ただ、それにより戦争をするのは権力と言う思考停止が起こり、反権力を
無思慮にやるようになって、偏向による洗脳と言う図式になった、とも言えるのですね。

報道というかマスコミが国の権力の抑止能力を持つという事だけが脳に残り
自分達もまた、別の権力となったと言う事を気づかないまま来た訳です。

そして、世界的に不安定な時期に、日本国内のそれもまたミクロな視点で事を起こし
政権交代をさせたと言っても過言ではないですが、この時だって政治的な重要性より
「一度やらせてみればいい」
と言う、小学生のチャレンジ的なもんを世間に浸透させた結果、と言えるのですね。

ここが民主党政権が失敗に向かって走り出すスタートラインと言うかあるいは
加速する為のブースターだったと言えなくもないです。

民主党は政権を奪取できたのは、民意によるものとしてる訳ですけれども
民意が正しく発露されていれば、もしくは正しく導かれていればその考えで
良かったと言えるのですけれど、暴走する民意です。

ガソリンを安くすると言っても一朝一夕に行く訳ではないですから
そうでしたっけ、うふふな事がありまず反感が加速していきます。
フォト

上記写真を観て怒りを復活させた方もいるとは思いますが、これはもう一つ
民主党が当時、政治家として素人集団を露呈させてしまったと言う話ですよね。
それは、蓮舫さんも鳩山さんも同様なのですね。
鳩山さんは、国と言うものがわからない等の珍発言が多くてルーピーの称号は
不動のものとなりましたが、当時のリーダーからしてこれですから政治家や政党、
あるいは政策を進める集団としては「無能であった」と認めざるをえません。

さて、この素人集団である、と言う事を見抜いていたのは当時はまだ存続してた
本当にリベラルな社会学者や政治学者等で、自民党以外の政権が必要という事から
民主党を応援してた人達です。
当初は、単独与党あるいは社民党等との連立与党は避ける必要を諭し、また同時に
政権運営のノウハウが蓄積されているのだからそこを学び、政権与党に相応しい力を
身につけてから単独与党へと言うアドバイスを言う人も多かったのですね。

少なくとも、神奈川新聞にまでその様な寄稿が出るほどに民主党のうかれっぷりに
危機感を抱いたまともな識者は多かったと言える訳です。

ところが、写真を観てもわかるように、勝利に浮かれて地に足がつかなくなった人が
多数の民主党は、それらの意見を無視して行き同時にマスコミのご祝儀期間が有り、
問題を問題として解決できなかったのですね。
これで失敗確定です。

マスコミも真偽の程はわからないですけれども、ナベツネさん系列で
1年は批判を封じる様に各大手新聞社に通達が行ったなんて話もでてたりで
結構、失敗するに相応しい環境が出来上がって居た訳です。

そしてマスコミは世論を扇動したのに抑える事を知りません。
投げっぱなしジャーマンなその状態で「一度やらせてみればいい」の人達が
言ったことを実行できなければ辞めさせれば良いと言う事で現実とのすり合わせも
実際に精査する事も許さない大きな声(大きな数でないのがポイント)を世間に
表していって、民主党の「僕が考えた最高の政治」と言う無謀に走らせた、
なんて側面もあったりすると言える状況。

だから、鳩山さんは一ヶ月遊んで(ただの遊びではないのもあるが)国連で
勝手にCO2削減を叫び、予算を停止して不況対策を止め(選別しないミス)、
そして、結果的に翌年の予算を倍加させると言う事になったのですがこれは
一重に、民主党が政権と政治の素人集団だったことと、素人故に政治的な
発言が出来ない人を目立たせたこと等によります。

例えば小泉進次郎は自民党内での反安倍勢力ですけれど、政治的には一応、
自民党の議員として政治家な発言ができます。
こういう人が少なからず居るから自民党は今強い、と言う事もいえます。

なのですけれど、当時も今も民主党あるいは民主党系列の人達は
政治的な面ではまだまだ素人なのですよね。
枝野さんは、この状況下で消費税は18%ぐらいが望ましいと言ったり。

この様な状態が表向きだけならまだしも、政治的にも素人故、政治主導と言いながら
良いように官僚にヤラれた、と言える状態になった訳ですね。
結果、野田内閣で増税を進める結果になりました。
東日本大震災があったのだから、減税で消費拡大とかできれば政治主導だ!
となって少しは政権寿命が伸びたかもしれません。

むしろ、消費税を増税せず、減税政策をとってから解散したら今の安倍一強なんて
存在しなかった可能性の方が高いのですよね。
でも、何もできずまたマスコミに踊らされ、メディア上の民意に騙された
と言う面も手伝って、今の為体です。

またその為体を加速するのは、やはり民意ですよね。
メディア上の民意は大体声の大きい少数の中でメディアに都合の良いモノを
選んでいくのが大体の手法です。
そして、それは民主党政権になっても世情が良くならなければ政権交代を
煽ったメディアに矛先が向くから、権力批判になるんですね。
その結果、鳩山さんはマスコミがこんなに恐ろしいモノだと思わなかったと言う趣旨の
発言をしていますし、メディアに媚びる姿勢が強くなっていくのもありました。

が、それは国民の真意とは離れていく事になったのですよね。

マスコミに踊らされ、深く考えずに政権交代を願った人程、少しでも気に入らないと
攻撃する状態ですから、当然ですけれど民主党政権は嫌われ疎まれ憎まれると言う事に
なっていきますし、それを全てネトウヨだとするにも無理があったりしたんですね。

結果、今は支持率が0%台の党まで居るのが野党の現状です。


民主党政権時代は良かったという人も居るにはいますが、それとて本当に良かった
とおもってるかは不明です。
安倍じゃないから良かったと言う事かもしれないし、贔屓されて金が来たNPO等が
良かったと言ってる可能性もあるのですね。

それらの事実を今もメディアは探りませんし、取り上げません。

メディアが騒ぎ、民意を煽り、世論を誘導した結果、口にした大風呂敷をたたむ必要が
早急に出た結果、やらんでも良い事をしてやるべきことをしなかったって面もあるのが
民主党政権ですし、人材不足からのローテーションじみた党首=総理選びとなる結果、
まともに競争してないので政治的(政権的)に無能な人が総理になったりしたりして、
国民の期待値を絶対零度にした、と言う事実は否定できないと思います。

もちろん、世間が政治的に理解して順を追って事を行うと言う事を認めるなら
そんな失敗も無かったかもしれませんが、早急かつ言ったことすぐ結果だせ!
な世論や煽りをメディアはした訳ですからね。

そりゃあ民主党としても焦りがでるでしょうし、やらなければ自民の二の舞
なんて事を考えるでしょうし、権力の魔力にもとらわれるでしょう。
でも現在はご覧の通り。

彼らの失敗は、マスコミ鵜呑みと言うのもあるしマスコミに踊らされた人により
選出された政権の問題を見事に証明した、と言う事も言えます。
そして今は沖縄です。
政権交代騒動の縮小再生産が今の沖縄県知事選挙に見えるし、実際に新聞やテレビの
扇動によると思える結果もあります。
デニーさんより他の候補さんの方が良かった、と言う事になるかもしれません。
むしろ他の候補がいた事を知らない人の方が多いのでは?
なんて事も言える状態ですよね。

それは想像に過ぎないという人もいると思いますが、実際に既に起こってます。
東京都がそれです。
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