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2018年08月29日13:00

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知恵の使い方が違う気がする。

知恵とは、正しい認識力の事で、必ずしも経験から得られる物ではありません。
恐らく、スキル=知恵と置き換えて説明しているのかな?と。

スキルという言葉が定着する以前にこの言葉を「資格」と置き換えて使っていた時期があります。本来のスキルとは、持っている物を生かす能力の事で、スキルがあるから、資格が生きると言う話であって、スキルを得るために資格を習得するというのは間違いという事になります。
所が、言葉が定着をみせ20年近く経過していますが、未だに誤解されたままの状態が続いているような。

資格を持っていても、経験が伴わなければ資格が生きません。
経験を積んでも、その経験を生かさなければ、単なる肥やしです。
それを生かすのが知恵だと思います。

知恵とは、知恵を生かす経験を積む事で身についていくものと理解していますが、単に経験を積むだけで得られる物では無いのかと。

成長の早い遅いの話自体否定するような言葉が散見できますが、それ間違ってますよ。
子供を相手に話をするのであれば、成長が遅い=悪い事と言うのは、誤りです。
成長の過程ですから、それを決めつけてしまっては伸びる物も伸びなくなりますからね。
そこは、見守りつつ、正しい方向へ努力するよう導き教える話です。

ただ、社会人相手の話であれば別です。

勉強の期間が終わり、本番なんですよ?
一部の技能職を除けば、大半の人が、労働力を売って対価を得るのが社会です。
その社会において、成長が遅いのは致命的ですよ。
まず、その自覚を持つべきですよ。
その上で、どうするのか?何が問題なのか?と言うのが書かれている本文の内容です。

では、何故成長が遅いのが悪いのか?という話です。

3年で1人前の仕事をこなす人と、5年かかって半人前になる人が居た場合、雇う側からしたらどうなのか?という話ですよ。
出来れば、5年かかって半人前の人を切って、その分、可能性がある人を雇用したいのが本音ですよね。しかも、半人前だと言っても、それなりの対価を支払わねばならず、その組織の足を引っ張る存在だからですよ。
そういう自覚を持つべきなんですよ。
その自覚があれば、全方面での成長をし総合評価が得られる人じゃなくても、得意分野や、その組織が苦手とする分野への積極的参画等で、成長が遅い分の穴埋めをする事で組織への貢献が図れるわけです。
所が、それを学生気分を引きずり、成長過程なんだから早い遅いで評価されてもなどと寝ぼけた事を言われた日にはね。
一生かかっても成長しませんよね。

恐らく、そういう人でも知識を得る努力だけはしていると思うんですよ?
ただ、本文にもある様に、それは無駄だと言っているんですよ。
単に知識を得る努力よりも、得た知識を生かす努力をしなさいと言っているんです。
知識を生かそうとすれば、自ずから主張をしていかなくてはなりません。
主張した以上、その行動には責任が伴います。
主張したことで成果を得ようとするれば、持っている知識や経験から得た事を生かすしかありませんよね。
それを知恵を使うという事になるのかと。
そうやって、自ら考え自ら責任を負って得られた経験は、知恵となり、成長の糧になるという話ですよ。

上司や周りの責任にしたところで何の意味も無いんですよね。
良くも悪くも結果を得るのは自分なのですから。
成長が遅くて不遇なのは、誰の責任でもなく、自分の責任なんですよ。
その責任すら認めないから、成長が遅いんです。
成長が遅いのは、誰の責任でもなく、正しい方向へ努力をしなかった。或いは、正しい方向への努力を怠った自らの問題ですよ。




■3万時間のコンサルティング現場で見えた 「成長が遅い人」の決定的特徴
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=112&from=diary&id=5264024

入社した時点では横一線の新入社員も、3年もすると仕事の実力に歴然とした差がついてくる。

「伸びる人」と「伸びない人」、以上に、重要な「格差」がある。それは、「成長が速い人」と「成長が遅い人」の格差だ。その違いはどこにあるのだろうか。

実は両者には歴然とした差があり、「成長が遅い人」はその違いに気づかないうちは「速い人」へは変われない。多摩大学の客員教授で、気鋭の組織開発プロフェッショナルとして 1万2000名以上の企業リーダーを支え、働く組織の現場を見てきた荻阪哲雄氏は、著書『成長が「速い人」「遅い人」』(日本経済新聞出版社刊)で両者の違いを鋭く指摘する。

■「成長が遅い人」の頭の中は「検索で調べられること」ばかり

「智恵」と「知識」は違う。知識とは言葉を使って表現できるもので、ニュースやインターネットから得ることができるもの。対して、実践や経験、試行錯誤の中でしかつかめない気づきや体験もある。それが「智恵」だ。

雑誌やインターネットで代替できない智恵は、難しい課題に取り組んだり、自分のアイデアをともかく形にしてみようともがくこと、つまり挑戦の中で少しずつ身についていくもの。そしてこの「智恵」の獲得を積み重ねるほど、他の人間や人工知能に取って代わられにくい、代替が不可能な価値の高い人へ変わることができる。

あなたの頭の中には、ネット検索では手に入らない「智恵」がどれくらいあるだろうか。

■「成長が速い人」は自ら責任を負う

「責任を取るとは、その問題を、解決することである」と荻阪氏はいう。

ある仕事に対して責任を持つことのプレッシャーは、多くの人が経験したことがあるはず。できれば責任からは無縁でいたいと考える人もいるはずだ。しかしある問題に対して「自分事」として取り組む経験は人を成長させる。

ゆえに、成長が速い人ほど自分が責任を負うことをいとわない。逆に、成長が遅い人は、いつまでも責任から逃げてしまう。

■成長が遅い人は自分しか見えていない

成長が速い人ほど、普段から会うあらゆる人から何かを学び取ろうとする。学ぶ気持ちさえあれば、どんな人からでも学べることはあると知っているからだ。他人は全て自分の知らなかったことを教えてくれる存在だと思えば、相手への敬意が生まれる。必然的に、そういう人は常に謙虚になる。むしろ謙虚さこそが成長の原動力ともいえる。

逆に成長の遅い人は相手を見ずに自分のことばかり考え、他人から何かを学び取るというよりは、誰かが教えてくれるのを待っている。受動的に教えを待つ人と、自ら学びに行く人。その差は大きい。ここに「人間の成長格差」の本質がある。



本書では【惹く(熱望力)】【試す(実験力】【磨く(修業力)】【生み出す(結果力)】【身につける(体験力)】【支え合う(盟友力)】【良くする(好転力)】という飛躍の7力(ななりき)から、「成長が速い人」と「成長が遅い人」の違いを、荻阪氏が解き明かしていく。

今日よりもっと成長したい、今よりもっと成果を出したいという思いは、ビジネスに関わる人なら本能的に持っている気持ちだろう。その気持ちを持ちつつも思うように結果が出ていないのであれば、荻阪氏のアドバイスは心に刺さるはずだ。

(新刊JP編集部)
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