とある 生涯

某新本ベストセラーズをめぐる 意識 つくろうさん 紹介と解説、佐藤 かぐやさん、初台 太郎さん、憲法 作ろうさん　の関連所見です。
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◆ 意識 つくろう 9月18日 17:30
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◇『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」できまっている』 by ふろむだ
https://www.furomuda.com/entry/2018/08/04/011000
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現象界は、勘違い錯覚、矛盾と理不尽などを、避けることができません。
だからといって、事実に気づき自覚することはともあれ、その意図的活用や、無意識の重用、「勘違いさせる力」とか「能力」とかは、疑問です。
生きることの重大要素であるかのように観るのは、全体からみて、合理性の欠如があるように思うのです。大きな勘違いをしていくものと…。
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確かに、自我から離れ他と合わせ受け入れる柔軟な生き方自体は、それはそれ自体意味をもっているように思います。もともと、成熟した大人たちは、古来より、そうしたことにつき、僭越ですが比較的弱い子とか女性たちに向けて、自然的寛容さをもっています。
… 化粧や装飾品、果ては美容整形、子たちのウソ泣きや多くダマしのテクニックまで、寛大さをもってもともと受け入れがあるのです。
でも、運や実力と、元来因果は別のものです。
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別の観点からいうと、現象界における「勘違い錯覚、矛盾と理不尽」等も、より大きな寛容さと慈しみと理解からは、成長するための要件です。現象の生を共に感謝で慈しみを享受するための、貴重な学びの要素を含んでいるように思うのです。
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現実に「勘違い錯覚、矛盾と理不尽」と遭遇したとき、一方では、疑いが裁断をして闘います。他方において、あるところまでは不注意のため、現象的事実に引きずられるかもしれません。でもどのみち、それは、アストラル体の不安定さと似て、時の裁断が安定した状態へやがて自然に引き戻していくものです。
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上位概念の純粋さや神聖さ、たとえば、仏陀の各種智慧の正しさなどは、緻密にみれば、まったく(運や実力と同じく) 別のもののように思われます。
「自分の得になるような、他人の勘違い」＝「錯覚資産」への依存(活用するという意識)は、結局長い人生において、生きる深さから合理性を欠くものになります。
「錯覚資産」はゼロか、マイナスになった方が、本質的な学びと成長は大きいと思うのです。重く意味深なのです、「人生」は…。
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◆ 佐藤 かぐや
「 極上の酒を醸すには、
交った色を賑やかに、澄んだ処を少くして、
間違だらけの間から、真理の光をちょいと見せる。」（道化方）
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「人間と云う奴が毎日苦んでいるのを見ると、気の毒になってしまう。
わたしでさえもう 揶揄（からか）って遣るのが 厭になる位です。｝
「あの変人は この世の物を飲みも食くいもしませんね。
湧き立つ胸のごたごたが遠くの方へとあいつをこがれさせる。
自分が変だと云うことを 半分知っているのでしょう。
天の一番美しい星を 取ろうとしているかと思えば、
地の一番深い楽しみをも 極めようとしています。
そして 遠い望も近い望も、
あいつの湧き返っている胸に 満足を与えないのですね。」
（メフィストフェレス）
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「あの男の霊を、その本源から引き放して、
お前に それが出来るなら、
お前の道へ連れて降りて見い。」
（主）
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『ファウスト』ゲーテ　から 訳 森鴎外
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◆ 初台 太郎
「(学に触れ書を開き、大天地の符を観ると)己のあらゆる官能に忽（たちま）ち なんとも言えぬ 歓喜が漲（みなぎ）る。
青春の、神聖なる生の幸福が 新に燃えるように
己の脈絡や 神経の中を流れるのが分かる。
この符を書いたのは 神ではあるまいか。
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己の内生活の騒擾（そうじょう）を鎮めて、
歓喜を己の不便（ふびん）な胸のうちに充たし、
己の身を取り巻いている 自然の、一切の力を、
微妙に促して暴露させて 見せるのはこの符だ。
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己が神ではあるまいか。不思議に心が澄んで来る。
この符の清浄な画（かく）を見ているうちに、
活動している自然が、己の霊のために現前する。」
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「今やっと思い当るのは、古（いにしえ）の賢人の詞だ。
『霊の世界は鎖されたるにあらず。
汝が耳目壅がれり。汝が心胸死せり。
起て、学徒。誓ひて退転せず、
塵界の胸を暁天の光に浴せしめよ。』」
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「一々の物が全体に気息を通じて、
物と物とが相互にそれぞれ交感し合っている。
黄金の釣瓶（つるべ）を卸しては また汲む如く、天上の
諸もろもろの力が 降（くだ）ってはまた昇る。
その総てが、祝福の香を送る翼を振って、
天から下界へ通とおって来て、
諧調をなして万有のうちに鳴り渡る。
なんと云う壮観だろう。」
（ファウスト）
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「生の流れに、事業の暴風（あらし）に
身を委ねて降りては昇る。
かなたこなたへ往（いっ）ては返る。
産さんの褥（しとね）、死の冢穴（つかあな）。
常世（とこよ）の海原。
経緯（たてぬき）の糸の交り。
燃ゆる命。
かくて時のさわ立つ機を己は織る。
神の生ける衣を織る。」
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「なんと云うけちな恐怖が 超人を以て居る お前を襲っているのだ。
霊の叫びはどこにある。
自分だけの世界を造って、それを負うて、
培（つちこ）うた胸、己達霊どもと 同じ高さの位置に立とうと、
歓喜の震（ふる）いを以て張った胸はどこにある。
己に声を聞せたファウスト
力一ぱい己に 薄（せま）って来たファウストは どこにいる。
その男が お前か。己の息に触れたばかりで、
性命の底から 震い上がって、
臆病にも縮んでいる虫がその男か。」
（霊）
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「ああ。かの姿のそちを見て、なんの己がたじろくものか。
己だ。ファウストだ。お前達の仲間だ。
広い世界を飛びめぐる 忙しい霊よ。
己はお前を どれ程か親しく思っているぞ。」
（ファウスト）
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「いや。お前に分かる霊にこそ お前は似ている。
己には 似ておらん。」（霊）
（消ゆ）
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（ ファウスト 挫け倒る ）
「お前には似ておらんと云うか。
そんなら誰に似ている。」
「神の姿をそのままに写された己だ。
それがお前にさえ 似ないと云うのか。」
（ファウスト）
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◆ 憲法 作ろう .
「 困難に直面している現実を美辞麗句で覆いつくすことは、国民に間違ったメッセージを伝えている…」(本文より)
『ファウスト』に、政治家は登場するのだろうか ? よく知らないが、もし登場するならば、このぐらいのことばは飛び出しても不思議ではない。
http://www.msn.com/.../%e3%83%97%e3%83%bc.../ar-BBNwHT0...
（ 習近平中国国家主席も参加のフォーラムで「いま思いついた！」とぬけぬけと言うとは……。余裕のプーチン大統領（写真：ロイター／ Valery Sharifulin/TASS Host Photo Agency）c 東洋経済オンライン )
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「感性」という水準で見たとき、ずるい子供が瞬間的に親に嘘をつくごとく、その形でさして自戒のないまま育った大人(「政治家」)が、やがて「国難」を招く怖れをもつことはありうる話にみえる。
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「感性」の水準がなにかが、その後を(その人生も、社会も、国家をも) 左右していく。
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きききりん 樹木希林 「いろんな木、樹、が集まって、林になる。それは、希(まれ)なるもの。「個性を尊重しながらも、調和を表わ」す「価値観や考え方が、ぎゅっと凝縮され」て。
https://www.jiji.com/jc/d4?p=kkk001&d=d4_psn
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「誰でも使えるズルい武器」は、本源より離れ悪魔メフィストフェレスの道へ連れて降りるのは、現象においては、心一つではるかに容易なもの。… 気づきの、すべきでないか否かの識別に感性はとどかない。
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「面白いわよねぇ、世の中って。頭の中でこねくりまわす世界よりもはるかに大きい…。
予想外の連続よね。」虚飾をはるだけでは、深い「真実」はみえない。
「唯一無二の輝く個性」を「もっと勇気をもって認め受け入れ」た 樹木希林さんに、心より ご冥福を。.
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http://lite-ra.com/2018/09/post-4258.html
http://lite-ra.com/2015/08/post-1349.html
http://blog.livedoor.jp/ryoma0102/archives/76993790.html
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