mixiユーザー(id:1168854)

2018年08月18日00:30

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ペンギン・ハイウェイ

夏の清涼感映画は毎年観るので今年も漏れなく。

まずは私は満足と総論したうえで。

嫌いな人は嫌いかな。

わからない部分を追求し続けるとストレスになる。

私も中盤その方向性で躓いたが「ああ・・これこの観かたじゃこの作品を骨まで楽しめないや」と気が付いてフレキシブルに観たらすっきり観れた。

世界観は「よくわからない」
で、よくわからない世界観を論理的に説明しよう描写するけどそれも「よくわからない」ように設定されている。

この「よくわからないもの」を基本定理に軸をつけて物語を動かすのでイマイチ「よくわからない」
多分何回観てもよくわかんないとおもう。

この作品は「理解」させて「共感」に持っていく作りではなさそうで。
もし仮に「理解できる」とすると「つまらない」のだと思う。

そんな事よりこの作品の見せ場は其処じゃない。
「お姉さん」への憧れと「おっぱい」への憧れである。
私だからではない。
作中に、確実に「おっぱいとお姉さん」への憧憬が盛り込まれ世界が構築されている。
ここでいう上記は、小学校高学年時に抱く青年特有の、濁り切った自分の欲望に気がついて居ない純粋な憧憬である。
痛烈に「あの少年期の時に感じた」感情にリンクさせてくる描写はすばらしい。

しかも蛇足ではなく、この感情が作品の基軸の一つだからだ。上手くつくったなぁ。

大好きなお姉さんと、そのおっぱいの行く末・・・で世界がどうなっちゃうのか・・・設定はよくわからないんだけど、劇場では皆さんホロリと涙してました。
私も涙してました「よくわからないけど」
理解はできないけど共感で楽しい、共感力重視の作品ともいます。

しかし、本当に物語の世界設定「よくわかんねぇなぁ」

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コメント

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