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2018年07月23日21:33

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東プレ(トプレック)冷凍車の違い

殆ど誰も気にかけないが年々美しさが保てる仕様になってきている。
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会社のトラックの上物は東プレ(トプレック)製冷凍機・冷凍箱です。
冷凍機メーカーはいくつかあるのですが唯一東プレのみ保冷箱まで製造してます。
冷凍機の性能やらメーカーによる構造の違いとか専門的な事はわかりませんが、
そこそこ長年見て触ってきて気付いたのは
このメーカーは割と頻繁に改良していて、特に最近美しさが保てる仕様になっている点です(他メーカーより遅れをとっていた点も幾つかありますが)。

※自動車のようにプレスリリースされていないケースが多いので現物や中古車サイトの写真を比較して独自判断してるので漏れ、誤りあるかもしれません。



コンデンサーカバーの意匠の変更
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冷凍機メーカーが主張できる数少ない部分でトラック正面から見て箱上部で突出してる物体、コンデンサーカバーです。
あの中身実際にはコンデンサー以外に箱室内側から突出してるエバポレーターが詰まっています(エバが庫内空間を圧迫しない対策)。
このコンデンサーカバー、メーカーによっては15年以上同じデザインだったり、新シリーズが登場しても従来シリーズは同じデザインだったり…。
東プレは2000年から見て2回は変更しています。
現行モデルは2013年頃登場し、一部2017年頃変更されたものが併用されています。

写真上 左2013年〜、中2007年〜2012年、左〜2010年
写真中 2017年一部変更(小型全車、中型一部)
写真下 かつて小型中型でよく見られたタイプだが中はエバポのみでコンデンサーは側面。大型ではまだ見られる。



観音扉のハンドル可動による塗装剥げ、錆が出にくい構造(上)
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2017年頃からハンドル可動部周りの形状がハンドルと干渉しにくい構造になりました。
以前のタイプは丁寧に扱っても擦れるので雨が降ると錆汁が垂れる仕様でした。
冷凍箱は基本白なので目立ってしまうのです。
日本フルハーフは以前からこういう構造だったので東プレが遅れていただけなのですが…。
あとは扉解放時に箱側面と接触しても剥げない凹まない対策を望みます。
扱い雑、無知、下手くそ多くて…。


コンテナ上部にドリップレール、リヤ枠側面に段付きドリップレール追加
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東プレでは大型(大型キャブ)、中型(中型キャブ)、小型(小型ワイドキャブ、一部標準キャブ)、4No、軽車両と5つシリーズがあり小型以上は似たような外観でありながら新構造を必ずしも全シリーズに同時期採用するわけでは無いようです。
それが最も顕著に出てるのがドリップレール。
箱の天面の側面と前面に白い只のL字アングルがビス留めされているだけですが
その効果は絶大で停車時の天面の水は殆どがフロントコーナー付近で垂れるようになったので側面が雨垂れ汚れが出にくくなりました。
採用時期は小型が2013年(コンデンサーカバーと同年)、大型2012年?、中型2017〜2018年(新旧混在)。
中型はやっとか!という感じです。

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上が新型、下が旧型。



箱枠が形状変更(小型中型)、シルバー塗装(中型)に
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大型は2007年頃からシルバー塗装でしたが、2017年中型でも採用されました(2018年まだ新旧混在)。
フルハーフは昔からシルバーでしたが東プレのは前面のみホワイトで、
使っているシルバーもフルハーフより薄めで主張を抑えている感じす。
ホワイトに比べれば汚れや傷が目立ちにくいのがシルバーです。
形状も溝付から溝無しになったので汚れが堆積しにくくなりました。
小型はコンデンサーカバー変更とともに、
中型は上記のドリップレールとセットで新旧が混在しています。



箱の表面処理変更

小型の最新型はパネルの塗装が変更されたようです。
社内で一番新しい2017年秋納車のエルフは洗車していて汚れが落ちやすいなぁと
気のせい?新車だから?と思っていたのですが
夜間にLEDライトを当てて違いに気付きました。

2017.11 エルフ
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2018.05 フォワード
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新車でも違いが明らかです。これ、中型でも採用してくれないかなぁ…。
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