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2018年07月13日23:20

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随筆「巷説城下町」青少年に捧ぐ

一週間前のこと
夢かと思うような　信じられないぴかぴか（新しい）書物が私のもとに届けられた
　　　　　　
　　　　　贈り主は旧知の友

＜我が友＞　確かにその事に間違いは無いけれど　同郷とは言え互いの家はかなり
離れており　この年になって改めて�爐悗А爾修Δ世辰燭� !!�瓩覆匹函ゞ畴�は互い
に驚いたり再認識することも多く　つくづく？私達もとうとう昔話に花が咲く歳な
ったのだと　変に納得させられていた矢先の出来事

　　　　まさか　私の人生に　こんな位置情報ひと幕が訪れようとは

晴天のへきれき？　ｲｴｲｴちょっと違いますﾈ　
「身に余る賜り物」と言うべきか・・・

友に尋ねると　このぴかぴか（新しい）書物は彼のお父上の遺品の一つだと言う
教職をされ叙勲も受賞されたお方　

お父上さまも　なんらか関係していた書物なのでしょうか？

結局有難く頂戴したものの余りの突然の事で　さてどうしたものかと　二、
三日は眠れぬ夜を過ごした私でした
　
書物の黒い表紙を開くと　原稿は懐かしい　それと分かるガリ版刷りの文字

　　　メモ随筆　巷説城下町
　　　　　青少年に捧ぐ

　　　　　福岡歴史散歩
　　　　　古老の昔語り集

　　　　　九戸城戦
　　　　　相馬大作　　　　　南部藩記録

　　　　　　　　　　　　　　　　　　史績探訪同志会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宮　野　長　重

いったいいつ頃？　果たしてどんな人達によって作成された本なのか？
宮野長重さんてどんな人？？？

　　　　　あれこれと　頭の中胸の内に渦巻く謎！謎！謎！

二戸市　昔は「福岡町」そのまた昔は「宮野」と言ったそうです

本日　ある方に伺った話によれば　かつてはあちこちに「八幡様」があって　そ
のお一人の宮司さんが「宮野」姓の方　その八幡様は今はもう無いとの事ですが
住まいは最初岩谷橋の下のあたりにありその後火災に遭い　どちらかに引っ越さ
れたようです

　　　　さてさて　それもいつ頃のことなのか・・・？　

明治は遠くなりにけりとは衆知の言葉ですが　こうして郷土の歴史を紐解く書物
に出会い　自分のことに置き換えてみると　明治生まれの祖父の晩年頃までは少
しは私も共有して生きていた訳で　本当はそれほど遠くはない歴史

温故知新
まあﾁｮｯﾄ意味は違うかも知れませんが　先人の生きた証しを聞いておらなかった
ことが歴史の空白として存在するのだ知ると　こんなデジタルな時代であっても
＜人の暮らしや心を語り継ぐ＞ことの意義を痛感せずにはおれません
　
　　　それにしても　昔の人は偉かったなあとつくづく・・・

郷土愛の一念で　資料や聞き取り　はたまた伝承口をもとに　めいめいが手分け
して？ガリ版擦って完成させたと思われる　この記録誌「巷説城下町」
　
今　史績探訪同志会と書かれた皆さんの篤い熱意のお心を想像するに　すべては
二行目のぴかぴか（新しい）『青少年に捧ぐ』の六文字の言葉が　その事を如実に表わしてい
るような気がします　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　ふうーっ。。。
　
今宵はこれまで　それでは皆様�爐�やすみなさいませ��乙女座　
　　　　　　
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