〜全世界で800万部以上を売り上げたベストセラー小説「ワンダー」を、「ウォールフラワー」のスティーブン・チョボウスキー監督・脚本で映画化したヒューマンドラマ。ごく普通の10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた彼は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、オギーの行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく〜 <映画.comさんより>
日本版ポスター
英語版ポスター
予告編から予想していた展開とは違っていたので、おおっという感じでした。
(とにかく、ひたすら、ウルウルしてしまうのは予想どおりだったけど
)
構成としては、公式HPにも書かれているんだけど・・・
「オギーという太陽の周りの、家族という惑星」
中心にオギー。そしてオギー太陽は、両親、姉、姉の友達、友達のジャックやサマー、校長先生、担任の先生等々、優しくて、そばにいてくれて、励ましてくれる惑星たちに囲まれているんです。
姉、姉の友達ミランダ、ジャックは、それぞれの章があって(オムニバス形式みたいになっていて)彼らの視線から、彼らの立場や想い(本音)を映画に吹き込んでいます。
これが、この作品を、立体的、多層的にしていて良かったかと。
〜印象的だった場面〜
・『スター・ウォーズ』が大好きで宇宙飛行士が憧れというオギーは、嬉しくなったり、逆に自分を励ましたくなったりする時、妄想で、宇宙飛行士となって、皆とハイタッチしたり、飛び跳ねて、心の中の感情をこちらに教えてくれる
・マインクラフト内で仲直り(←息子がちょこっとやってたので知ってた。息子よ、ありがとう)
・「仲良くなりたかったら、よく見ること」
・この先生
〜惜しかった箇所〜
・姉と姉の友達ミランダの関係性の描写が・・・やや弱かったような。
・野外学習での・・・上級生に立ち向かう→仲間が助けにくる→1人じゃないのくだりが・・・やや急ぎ過ぎだったような。
〜俳優陣〜
ジュリア・ロバーツ いい顔してましたよね!
ジェイコブ・トレンブレイ 末恐ろしいとてつもない才能!
オーウェン・ウィルソン 今回はひたすら脇に徹していたので、次はまた主役でお願いします
これ、最後に書くことじゃないとは思うんだけど・・・。
この一家はどう見ても裕福。経済的余裕があるからこそ、精神的にも余裕があって、オギーに対して、ああいう親の鑑のような、寛大で、温かく、忍耐強く、そして優しい接し方ができたのかもと。
しみじみ泣かせていただきました。4つ☆
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