平塚ダービー決勝戦　〜山中秀将にだけは獲らせるな〜

　養分人間にとって、今年のゴールデンウィークもつらい日々だった。
　それも明日の平塚ダービー決勝戦とＮＨＫマイルＣで一区切りだ。

　平塚ダービーの決勝戦は、近畿が４人で結束することになったが、また脇本雄太が前を回ることになった。なまじ三谷竜生の番手で誰かに攻められるよりはマシなのかもしれないが、これでもし単なる機関車役というのであれば、あまりにひどい話である。脇本はこの数年、どれだけ近畿の追い込み選手、特に村上ブラザーズに貢献しただろうか。それで、今回もこんな並びで、脇本が本当に機関車だったりしたら、村上ブラザーズの人間性を疑いたくなる。
　しかしながら、前売りは「脇本はウマをすればよい」というオッズになっている。そんなことでよいのだろうか。冷静に考えれば、このメンバーなら、捲り返しの競走でも準決勝のような走りができれば、一気にイケるのではないか。中野浩一ではないが、脇本には是非とも勝つ競走をしてもらいたいものである。

　あと、神奈川の２人が後ろにいながら、乞食な運行を見せつけた山中秀将にダービー王の称号を与えてはいけない。競輪ＨＰのコメントで神奈川の２人を気遣うコメントがなかったあたりに、千葉県・南関東の自力選手のダメだぶりが透けて見える。