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2018年04月19日18:59

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福田次官の事件は「テレビ朝日のセクハラ」 --- by池田 信夫 社会正義の実現が週刊誌でええのんか?---by音喜多駿

きのうから財務省の福田次官の辞任にからんでテレビ朝日が記者会見し、騒ぎが続いているが、事態が刻々と変わるので、今の段階の状況をメモしておく。福田氏の発言がセクハラかどうかは本人が争っているのでグレーだが、きのうテレ朝が明らかにしたのは、次のような事実だ:

・少なくとも2016年11月から今年4月まで、女性記者が福田氏とのオフレコの会話を無断で録音した。

・記者は問題を報道しようとしたが、上司が握りつぶした。

・このため女性記者は、音声データを週刊新潮に提供した(金銭の授受はないと主張している)。

この女性記者は懲戒処分にあたる。無断録音を公開したのは取材先との信頼関係を壊すオフレコ破りであり、録音データの週刊誌への提供は前代未聞のルール違反だ。

2008年の音声データ漏洩事件(http://web.archive.org/web/20040808050714/http://www.asahi.com/national/update/0806/019.html)では、朝日新聞の辰濃哲郎記者が解雇、専務(編集担当)と編集局長などが減給処分を受けた。これは病院の内紛にからんで、辰濃記者が無断で録音した音声データを関係者に渡した事件だ。

セクハラというのは、女性に対して雇用関係や契約などの優越的地位を濫用することだから、この場合は彼女が苦情を申し立てているのに1年半も取材させた上司の行為がセクハラにあたる。

テレ朝の説明には、不審な点が多い。女性記者が問題を申し立てていたのなら、なぜ1年半も「福田番」のままにしたのか。主計局長から事務次官まで同一人物の番記者をやらせるローテーションは異例で、癒着が起こりやすい。

ありそうなのはテレ朝も女性記者も承知の上で、スケベオヤジを利用していたが、最近、人間関係が壊れたという推測だ。あるいは単に女性記者が番記者をはずれて、復讐してやろうと思ったのかもしれない。

公平にみて、福田氏がスケベオヤジであることは事実だろうが、そんなことは事務次官の業務とは関係ない。こんなくだらない事件で行政を混乱させたテレビ朝日は関係者を処分し、全社員に報道倫理を教育すべきだ。

以上、全てコピペ
以下も、コピペ

by都議会議員のおときた駿

社会正義の実現が、週刊誌でいいの?

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

【新潟知事 文春報道を認め謝罪】新潟県の米山隆一知事は18日、記者会見で「理由としては週刊誌報道の中身」と、金銭の授受を伴う女性関係を認め、辞職を正式表明した。「信頼を裏切ったことをおわび申し上げたい」。 https://t.co/wYKg1hp3ks

― Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年4月18日




【速報 JUST IN 】財務省の福田事務次官が辞任へ 「セクハラ発言」報道受け #nhk_news https://t.co/5JsW67KKNG

― NHKニュース (@nhk_news) 2018年4月18日




昨日(18日)は「週刊誌報道」が発端となり、新潟県知事・財務省事務次官という我が国の要職にある人材が辞任をするという衝撃的な1日となりました。

「録音、自らを守るため」次官セクハラ問題、テレ朝会見 https://t.co/gcW1Gq0mkh

― 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2018年4月18日





とりわけ財務省事務次官のセクハラ問題については、被害者である記者が在籍しているテレビ朝日が緊急記者会見を行い、

・テレ朝記者がセクハラ被害を受けたことは事実
・当該記者は上司にセクハラ被害とそれを報道すべき旨を進言したが、上司が却下した
・やむを得ず当該記者は、その情報と録音を週刊誌に持ち込んだ

という衝撃的な事実が明らかになりました。

事務次官のセクハラ行為が許されないのは、当然の前提として。

報道・ジャーナリズムによって社会正義を実現するはずの大手メディアが、自己の組織内ではそれを実行することができず、やむなく当事者は週刊誌に持ち込んで社会正義を執行した。

これ、想像以上に根深い禍根を残すのではないかと直感的に思うのです。





いろいろ壊れてきてるけど、問題は社会が週刊誌を必要としすぎている、ていうとこじゃないかな。自分の組織を信用できなくて、あるいは情報がでてこなくて感情でしか裁けなくて、とか。週刊誌を社会正義の頼みの綱にする社会ってけっこう恐ろしい社会だと思うけど。冤罪も人民裁判も起きるだろうし。

― 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) 2018年4月17日





政治学者の三浦瑠麗さんが、私の懸念に近いことを言葉にしてくれています。

こうした事件や情報があったときに、その持ち込み先が週刊誌しかないというのは、極めて不安定で脆弱な社会であるように思えてなりません。

だからといって、今すぐ対案を持ち合わせているわけではないので、なんとも歯切れが悪いことしか言えないのですが…。

法に訴えるでもなく、組織のしかるべき部門に依るのでもなく、週刊誌へと頼ってしまう。

そうさせないためには、法律や組織コンプライアンスなどの「正規ルート」の存在を地道に強化していくしかないのでしょう。





テレ朝の会見聞いて、やはり…の思い。上司に言っても、「報道は難しい」と言われて、新潮に持って行った、と。テレ朝以外でも、同じような対応をしたのではないか。メディアのセクハラ対応について、反省すべきでせう

― Shoko Egawa (@amneris84) 2018年4月18日




僕はマスコミと取材源の信頼関係は崩壊したほうがいいと思う。そもそも、一部の大手メディアに優先して情報を先にリークするのがおかしい。これは情報公開の公平性を見直すいいきっかけや。ハッハッハッ。

― Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2018年4月18日





今回は、マスコミ・報道機関のあり方そのものについても大いなる示唆を投げかける事案となりそうです。


以上、2件コピペ
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