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2018年03月21日23:01

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第4149話  親もどきの愛情

お彼岸なので菩提寺の法要に参加してきました。
その中でお坊さんが「空海」の映画を見に行った話をしていました。
数日前にここで紹介した「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」が原作の映画です。
ズバリ、イマイチで期待外れだったって苦笑い交じりで話していました。
まあそうだろうなぁっていうのは予想できます。
そもそもが空海の自伝映画じゃないのでね、空海を題材にした伝奇(あるいはファンタジー)なんです。
予備知識とか無しで空海が題材っていうところだけでいけばそんなことになるんじゃないかなって思っていましたが。まさにそんな感じになっていましたね。
空海の伝記映画は40年前に北大路欣也さん主演で制作されているので、それを見た方がいいのかもしれません。
お寺関係者が行けば(夢枕獏さんファンじゃない限り)そんな感想になるのかもね。
こればっかりは仕方がない、原作を読むことをすすめるしかない。
一応父には「1冊当たり500ページ無いくらいの厚さで全4巻の原作を2時間の映画にすること自体どうなるか予想はつくでしょ?」とつけ加えておきました。

どうも、ともんじょです。

で、映画の本の話です。
「最前線の映画を読む」を読みました。
映画評論家の「町山智浩さん」の新書です。
普段ここでボクは町山さんのアメリカのコラム集を紹介していることが多いですね。
でも今回紹介するのは映画の解説本です。
2017年までに公開された、洋画20本についてあのシーンはどういう意味なのかや制作裏話なんかが書かれています。
「ララランド」「ベイビードライバー」「ブレードランナー2049」話題になった作品ばかりです。
ただ映画を見るだけでは気づかないことや隠された意味合いなんかを教えてくれます。
すでに見た映画はなるほどねってなるし、まだ見ていない映画では見てみようかなって気になる本でした。
町山さんに出会ってかなり映画の見方が変わったような気がします。
これも成長なのかな?
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