この池は、まだ冬です。
池の表面がほとんど雪で覆われていますが、「まあ、それでもいいか」と、ひざ下くらいの雪を踏んで出かけてみました。
晩秋、忙しくてここのタヌキモの冬芽観察ができなかったもので、どうしても一度行っておきたかった。
この時期を逃して冬芽が展開し始めると、本来のサイズがわからないんですよね。
冬芽が沈水しているとそれも無駄足だったのですが、かろうじて流れ出しのところだけ水面が凍らずにすんでいて、そこにたった一つ冬芽が浮いていてくれたので、なんとかなりました。
あとで拡大写真を載せましょう。
で、これがその冬芽。
長軸方向に1.4cmほどの冬芽です。
片親のオオタヌキモが2センチ近くになるのに比べると小さいけれど、現地で見た印象より大きかった。
コンデジで写した接写画像を見ると、やがて展開していく羽状裂片の先の歯状突起が、まるでサボテンのトゲのよう。
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