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2018年01月11日23:55

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iPS細胞のがん化原因特定<胎児の臓器形成に必要な「CHD7」が、分化を始めるスイッチの役割>安全な細胞の選別容易に

iPS分化、スイッチ発見=腫瘍化リスク回避期待—先端医療振興財団


1月11日(木)22時7分 時事通信

 体のさまざまな細胞になる能力を持つ人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)が、実際に分化するかどうかを決めるスイッチの役割を持つ分子を初めて発見したと、先端医療振興財団細胞療法研究開発センター(神戸市)が11日、発表した。分化しない細胞を移植すると腫瘍になる恐れがあり、事前に選別できればリスクを回避できる。論文は英科学誌サイエンティフィック・リポーツ電子版に掲載された。
 iPS細胞やES細胞が実際に分化するかどうかは、未分化の状態では分からなかった。
 研究グループは3種類のiPS細胞と2種類のES細胞について、分化した細胞としない細胞で発現している分子の違いに注目した。
 この分子は胎児の臓器形成に必要な「CHD7」で、分化前の発現量がおおむね800ナノグラム(ナノは10億分の1)より少ない細胞は分化しなかった。一方、おおむね2000ナノグラムより多い細胞は分化した。
 川真田伸センター長は「分化する細胞を臨床に使うことで、より安全な移植医療に大きく貢献できる」と話している。 

[時事通信社]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0111/jj_180111_6952460403.html


iPS細胞のがん化 原因特定
1/11(木) 22:49 掲載 .


iPS細胞のがん化原因特定 安全な細胞の選別容易に 神戸


1/11(木) 21:53配信

神戸新聞NEXT







iPS細胞のがん化原因特定 安全な細胞の選別容易に 神戸


先端医療振興財団・細胞療法研究開発センターの川真田伸センター長


 人工多能性幹細胞(iPS細胞)からさまざまな組織などを作る際、がん化するかどうかを見分ける方法を発見したと、先端医療振興財団・細胞療法研究開発センター(神戸市中央区)の川真田伸センター長らのチームが発表した。良質なiPS細胞の量産につながり、再生医療の実用化に弾みがつくと期待される。10日付の英国科学誌サイエンティフィックリポーツに掲載された。

 iPS細胞は、何もしなければ未分化のまま無限に増殖。そこに特定の遺伝子を加えることでさまざまな細胞や組織に分化する。だが、一部が分化せず、がん化することが課題だった。

 チームは、胎児の臓器形成に関わることで知られ、iPS細胞にも存在する分子「CHD7」に着目。細胞ごとに含有量を測定した結果、一定値以上であれば分化するが、それ以下であれば、がん化することを突き止めた。CHD7が分化を始めるスイッチの役割を果たしていた。同様に人のさまざまな細胞になる胚性幹細胞(ES細胞)でも確認した。

 川真田センター長は「安全なiPS細胞を短時間で簡単に選別することができる。再生医療の一般化に貢献できる発見だ」としている。(山路 進)
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000014-kobenext-life

関連リンク



川真田伸氏が所属 細胞療法研究開発センターの概要

出典:先端医療振興財団
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iPS細胞とは? よくある質問

出典:京都大学 iPS細胞研究所
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がん化の恐れあるiPS細胞、2時間で除去 京大が薬剤

出典:日本経済新聞 電子版 2017/5/19(金)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーーー
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