ダントツの大人物・大西郷さん

本年もよろしくお願いいたします。

新年より大河ドラマ「西郷どん」が始まりました。西郷隆盛の大フアンである私にとって嬉しい限りです。

明治維新にあっては、次から次と時代を動かす偉人たちが出て、幕末は「人間の宝庫」であるといった人があります。

私の頭にすぐ浮かんでくる人物だけでも。
＜薩摩藩＞西郷隆盛、大久保利通
＜長州藩＞吉田松陰、木戸孝允、高杉晋作、久坂玄瑞、大村益次郎
＜土佐藩＞坂本龍馬、後藤象二郎
＜徳川家＞勝海舟、山岡鉄舟, 徳川慶喜、土方歳三
等々があります。

その中でも西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允は維新の三傑といわれ、文字通り明治維新の立役者でありました。しかし、その中でも人物の大きさは西郷隆盛がダントツです。


大森曹玄「山岡鉄舟」(春秋社)に、次のように書いてあります。以下、転載します・・・。
頭山満翁の「大西郷遺訓講和」に、次のようなことが出ている。
板垣(退助)がよくいった。
「維新の三傑」といって、西郷、木戸、大久保と三人ならべていうが、なかなかどうしてそんなものではない。西郷と木戸・大久保の間には、零がいくつあるかわからぬ。西郷その次に○○○○○○○○と、零がいくらあるか知れないので、木戸や小久保とは、まるで算盤のケタが違う」
と、いったものじゃ。
政治的才能とか、知識とかいう点ではいざ知らず、人物ということになれば板垣伯のいわれたように、西郷○○○○大久保○○○○木戸ということになるのではないかと思う。

バラの花を触っていれば自然にバラの香りが移ってきます。私も生涯をかけて大西郷さんを勉強していきたいと思っています。