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2017年09月24日10:04

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魂との対話5

5. 魂には始まりもなければ終わりもない
私たちのほとんどは、「私たちが進化のプロセスに参加できるのは、ひとつの生涯の存続期間のみである」という信念になじんでいる。それは五感型パーソナリティーの観点を如実に投影した信念である。
 
多感覚型人間もまた、自身の肉体とパーソナリティーは、この生涯を超えては存続しないと理解している。しかし彼らは、同時に、不滅の魂の存在を明確に認識している。
 
あなたのパーソナリティーの一生は、あなたの魂が体験する無数の人生のうちのひとつである。魂は時間の外側に存在している。

生命を物理的に体験することを進化の手段として選んできた魂は、彼らのエネルギーを、いくつもの心理的および物理的形態のなかに何度も具象化させ、多くの人生を体験させた。
 
魂は、それ自身が体験する人生ごとに異なったパーソナリティーと肉体を創造する。
それぞれのパーソナリティーが、それ自身の特別な方法で特別な姿勢を養い、また特別な教訓を学ぶなどして、それ自身の魂の進化に貢献する。母親、戦士、娘、あるいは牧師としての人生。愛、攻撃されやすさ、恐れ、喪失、そして、やさしさの体験。怒り、反抗、虚しさ、および嫉妬などとの苦闘。これらのすべてが、魂の進化を助長する。

パーソナリティーと肉体のもつ特徴のすべてが、魂の目的と完璧に合致している。たとえそれが強い腕力であれ、弱い腕力であれ、高い知性であれ、明るい気質であれ、暗い気質であれ、黄色い皮膚であれ、黒い皮膚であれ・・・・とにかく、どんな特徴であってもである。

五感型パーソナリティーは、自分の魂がほかにも多くの人生を体験しているということに気づいていない。しかし多感覚型パーソナリティーは、それらの人生の存在に気づいている。そしてときには、それらを自身の前世や来世として認識することがあるかもしれない。
 
魂はそれ自体、時間による制限を受けないため、パーソナリティーが恐れや疑いの流れを放出すると、その影響はパーソナリティーの未来のみならず、過去にまでも及ぶことになる。

ひとつの人生が終わると、魂は、それ自身の本質である不滅で時間のない状態に戻っていく。そうやってそれは、思いやりと明晰さ、そして際限のない愛であふれた、それ自身の自然な状態へと戻るのである。

これが、私たちの進化が発生する背景である。魂の生まれ変わり、輪廻転生、地球という学校への度重なる帰還、このくり返しの過程で私たちは進化を果たすのである。

魂が具象化するとき、魂のパワーは、物理的次元で活動するにふさわしい規模へと大幅に削減されることになる。それは魂のパワーの、時間を超えた不滅の生命システムから、時間の制限を受ける生命システムへのシフトダウンである。

魂とは、いかにパワフルであることか。なんせそれはさまざまな人生の、たとえば大きな愛を体験する一部分や、恐れを体験する一部分、おそらくその中間の一部分、分裂症を体験する一部分、さらには劇的に哀れ深い一部分などの、すべてをあわせもつことができるのである。

魂は存在する。それは、始まりもなければ終わりもなく、つねに調和に向かって流れている。パーソナリティーは、魂が物理的な世界のなかで活動するためにもちいるエネルギー装置である。

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