こうなることは20年前からわかっていたことです。
ところが長い間、「団塊世代がいるので教師は足りているし、教員を増やすことは人件費を圧迫する。いずれ不足するかもしれないがその時に考えればよい」としていたのです。
私達の世代の多くの人が疑問を感じていました。
教師は一人前になるのに時間がかかるし、大学卒業して20代のうちになりたい人は多くても、仕事をはじめてはなりたくてももうなれない。
人手不足を気にしだした時は少子化、わかりきっていたことです。
多少財政負担は重くても教師を育てるべきだったんです。
支那や朝鮮への無駄な経済支援であれだけ莫大なお金があったのなら、日本人のための教師養成のための予算など微々たるものでした。
同様の理由で司書も実際には不足しているのだが、これはアウトソーシングによりしのいでいる。
ひどいところになると、委託側に司書がいないなんてこともザラにあります。
アマルティア・セン博士が「人間の安全保障」を唱え、明治よりどんなにお金がなくても教育に力を入れてきた日本をほめたたえ、発展途上国の貧困撲滅のためにまず教育の充実を唱え、ようやく日本が自分たちのよさに気がついたのです。
このさい教員免許の規制を緩め、代用教員や非常勤講師を増やした方がよい、それが生徒のためにもなる。
■元社会教諭に「数学教えて」 教員不足、九州の教委必死
(朝日新聞デジタル - 08月21日 11:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4726262
ログインしてコメントを確認・投稿する