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2017年06月02日20:10

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時間を長く感じる秘訣

6月はほとんど土日勤務、だと音楽イベントも平和イベントもアウト。平日休みを退屈に過ごさないために、精神科医でフォークシンガーの北山修氏のこの論説を参考にすることにしよう。

「時間を長く感じる秘訣」北山修

年をとると、なぜ時間が速く感じられてしまうのでしょうか。時間がゆっくりと過ぎて、一瞬一瞬を充実させることができるなら、もっと幸せに生きてゆけると思っている人は多いのではないでしょうか。答えの一つは、毎日似たような生活を送っているということです。毎日が同じだと、振り返ったときに今日と昨日の差がなくなり、あっという間に時間が過ぎているように感じられます。1年間でやったことが、昨年とあまり変わらなければ、振り返ったときにあっという間に2・3年が過ぎてしまったと感じられるでしょう。

これに対し、幼いころは毎日のすべてが目新しいことであり、日々が劇的に違っていました。若いころを振り返れば、つまらないことでも、すばらしいことでも、新鮮な出来事の記憶で毎日がいっぱいでしょう。また年をとればとるほど、生物学的な欲求が衰えていくので、目の前のことへの「食いつき」が非常に悪くなり、楽しみなことが少なくなります。変わり映えのしない毎日が続き、毎日が面白くなくなって関心も薄くなり、最後はもう時間が速くたっても構わないと思うような退屈な毎日が続いてしまいます。

というわけですから、毎日が特別な日になるよう、目新しい出来事を体験することが時間を長く感じる秘訣でしょう。昨日と今日と明日が違うようにすれば、記憶が盛りだくさんになって人生が再び長くなるわけです。若い人向けといわれるインターネットや携帯などに取り組んでもよいし、新しい言語の習得に挑戦したり、あちこち出かけるのもよいでしょう。新しいことはスリルと驚きに満ちているのですが、人は安心と安全を求め過ぎて、時間を速くしてしまうのです。

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